ヨネックスストリンギングチームの玉川氏
画像提供:tennis365.net

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で、ヨネックス株式会社の「ヨネックス ストリンギングチーム」は2016年から5年連続でオフィシャルストリンガーを務めている。16日、オフィシャルストリンガーの玉川裕康氏がtennis365.netのインタビューに応じた。

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ヨネックス株式会社は2002年からヨネックスストリンギングチームとして活動を開始。全豪オープンの他に楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)や東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント(日本/東京、ハード、プレミア)でもオフィシャルストリンガーを務めている。



さらに2008年の北京・オリンピック(中国/北京、ハード)、2012年のロンドン・オリンピック(イギリス/ロンドン、芝)、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)でもサービスを無料で提供するソウルサプライヤーとして活躍。そして2020年の東京・オリンピックでもチームで活動する。

2016年から今年まで5年連続全豪オープンでストリンギングチームとして活躍する玉川氏は、世界ランク3位の大坂なおみのラケット張りも担当している。また同大会全日を通してチーム全員で合計約5,800本以上のラケットを張り上げる。


大坂なおみが使用するラケット

全豪オープンで印象的だったことを問われると「やっぱり大坂なおみの昨年の優勝ですね。日本人が優勝して、そのラケットを最初から最後まで担当させてもらのはなかなかないことで非常に光栄なことでした」と明かした。

「ストリング張りは選手が一番。選手たちがストレスなく、コントロールできるように仕上げることを実現するかが、大会を通して大切にしていることです。ヨネックスのマシンのよさは安定感。できるだけ短い時間に多くの本数を張り上げることに対してのストレスも少ないです」

オフィシャルストリンガーを務めてからの変化については「2016年で初めてグランドスラムという大所帯にきて、それ以前は多くの本数をこなすという機会が当時はなかったので、それらをどう自分でやっていくかという術を覚えました。ここまでは技術的な進化というわけではなく、選手に提供する早さやタイミングなどの方を学んでいきました。大会で生き抜く方法ですね」と述べた。



「全豪は東レや楽天とは忙しさが全然違いますね。張り上げる本数が10倍に対しストリンガーは10倍の人数いないので、1人の負担がかなり増えます。ドロー数もかなり多いのでだいぶ違います」

今年開催される東京オリンピックにソウルサプライヤーとして務めることへ「生きていて2度とないチャンス。オリンピックが東京であるというのは、まだ実感はないんです。1つの大会があるなと感じるくらいで、日本人としてみんなを引っ張っていかないといけないなという感じ。実感はやっぱり終わってから来るのかなと思います」と語った。

「全豪オープンテニス」
2020シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープン。2019年全豪を制覇し、日本人で初めて世界ランキング1位になった大坂なおみなど、今年の行方を占うトッププレーヤーたちの熱い戦いに世界中が注目する!

【放送予定】
1月20日(月)〜2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送

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