2016年5月当時、世界ランキング1位のノヴァック・ジョコビッチ(セルビア)とポイント差が9,025ポイントもあったアンディ・マレー(イギリス)は、どうやってわずか半年でその差を埋めたのだろうか?

ムチュア・マドリッド・オープン決勝でジョコビッチに敗れたマレーは、BNLイタリア国際からナンバーワンへの道を歩み始めた。同大会決勝でジョコビッチを下して優勝し、自信をつけたマレーは、続けて自身初となる全仏オープンの決勝に進出。準優勝で終わったが、ATPによると、マレーは「この数週間、クレーコートでベストなプレイができた。グラスコートへの移行もうまくいくよう願う」と前向きに話していた。

ヨーロッパクレーシーズンで好成績を残したマレーの勢いは止まらず、願い通りグラスコートのフィーバー・ツリー選手権とウィンブルドンで優勝し、12連勝。フィバー・ツリー選手権では同大会史上最多となる5回目の優勝を飾った。

ジョコビッチとのポイント差はこの時点で4,845ポイントまで縮まっていた。

ウィンブルドンで優勝した際、マレーは「僕にとって最も重要な大会がウィンブルドンだ。ここには素晴らしい思い出がたくさんあるし、タフな敗戦もあった。でもタフな敗戦があるからこそ、勝つことがより特別なものに感じられるんだ。再びこの手にトロフィーを持つことができたことを誇りに思う」と語った。

(選手コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/murray-memorable-seasons-2016-feature)