JR九州は25日、営業用車両に設備点検・監視装置を搭載した「RED EYE」を導入すると発表した。

RED EYEは、811系に列車巡視支援システムや電車線路モニタリング装置を搭載した車両。カメラを活用した両システムの搭載によって、鉄道設備検査を効率化し、設備品質の向上や係員の安全性向上につなげる。

列車巡視支援システムは、車両前方に搭載したカメラにより、設備などの状態を確認する。従来は係員が目視で実施していた巡視の省力化や品質向上を図る。このシステムには、列車動揺や支障物といった線路周辺の状態を自動判定する技術を、国内で初めて採用する。

電車線路モニタリング装置は、屋根上に搭載したカメラによって、架線などの電気設備を測定するもの。検査方法を係員による巡回から事務所での映像確認に切り替えることで、作業効率化や安全性向上を図る。この装置に搭載するカメラは、同様のシステムとしては国内初となる、4Kカメラを採用する。

RED EYEは、811系2編成を改造し導入。うち1編成は列車巡視支援システムのみの搭載となる。両システムの使用開始日は、4月1日を予定する。