声優としても活躍中の鈴村健一(月〜木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。8月3日(月)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」では、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんに、摘発が相次ぐ過激YouTuber(ユーチューバー)について伺いました。


※写真はイメージです



動画の再生回数を稼ぎたい「YouTuber」の迷惑行為が、刑事事件に至るケースが相次いでいます。専門家は「視聴する側が面白がらないことが大切」と指摘しています。

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鈴村:このニュースのネットの反応はいかがですか?

米重:例えば「『YouTube』などの“場”を運営する会社が対応すべきだ」という声が上がる一方で、ネットでファンと直接つながれるメリットの裏側には、もちろん“責任”も生じるので、運営側の対策だけではなく、それを誰がどのように負っていくのかが課題となるのでは? と指摘する声も多くみられました。

鈴村:“過激YouTuber”とは、具体的にどのようなものですか?

米重:最近ですと「へずまりゅう」というYouTuberが、愛知県内のスーパーで会計前の魚の切り身を食べる動画を投稿。それを観た店側からの通報により、愛知県警は7月11日、滞在先の山口県山口市で身柄を確保。窃盗容疑で逮捕される騒動がありました。

その後、愛知県・岡崎警察署に移送され、留置場で新型コロナウイルスに感染していることが発覚。署員や逮捕前に立ち寄った場所で接触した人にも感染が広がりました。

しかも、本人は感染の疑いを事前に自覚していたと思われる点もあり、山口県の村岡嗣政(むらおか・つぐまさ)知事も大変憤慨していました。私も山口県人なので、これはちょっと頭に来ますよね。

(「へずまりゅう」氏のほかにも)これまでも東京・渋谷のスクランブル交差点の真ん中にベッドを置いたり、警察官の前でわざと白い粉の入った袋を落とした動画を投稿するYouTuberが摘発される事例はたびたび起きています。

鈴村:これらを取り締まる(プラットフォーム内の)ルールはあるのでしょうか?

米重:YouTubeには「コミュニティ ガイドライン」という規約があって、暴力的なコンテンツやヘイトスピーチ、嫌がらせなどが禁止対象になっています。警告3回でコンテンツが永久削除されるルールもあります。

鈴村:今回の「へずまりゅう」氏の場合は、これまで何度もチャンネル削除されていて、そのたびに新しいアカウントをつくって……ということを繰り返しています。彼のような“過激YouTuber”はどうして出てくるのでしょうか?

米重:以前から言われていることですが、“YouTube再生回数が収益につながる”という仕組みだからです。過激なほうが再生回数を稼ぎやすいですし、著名人の訃報に便乗するとYouTube動画は検索回数でも優遇されていますので、再生回数が稼ぎやすくなるのです。

鈴村:ユーザー側が気を付けることは?

米重:1つ具体的に言えるのは「通報すること」です。YouTube動画の下には「報告」という項目がありますので、そこから運営に通報することができます。通報しない人も多いと思いますが、子どもも利用していますので、“これは明らかにマズイだろう”という動画があったら報告機能を使って潰していくことが必要かと思います。あとは(過激YouTuberの)チャンネル登録をしないことも必要でしょう。

鈴村:過激なYouTube投稿は本当にやめましょう。そして観るのもやめましょうね。僕らが観ないことで再生回数を上げないようにすることが、僕らができる方法だと思います。配信する人も観る人もリテラシーが深くなっていくように、少しずつでも勉強しながら触れ合っていきたいなと思います。

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聴取期限 2020年8月11日(火) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月〜金曜6:00〜9:00
パーソナリティ:鈴村健一(月〜木曜)、山崎樹範(金曜)、ハードキャッスル エリザベス
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/