結成15周年を迎えたロックユニット“GRANRODEO”のボーカル・KISHOW(谷山紀章)とギタリスト・e-ZUKA(飯塚昌明)がパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて」。8月4日(火)の放送は、番組恒例企画「ハートに火がつく、プレイリスト!」をお届け。“ひんやり”する1曲を、KISHOW、e-ZUKAが選んで紹介しました。


(左から)KISHOW、e-ZUKA



お題に沿った楽曲を音楽サブスクリプションサービス・Spotifyから選び、プレイリストを更新していく「ハートに火がつく、プレイリスト!」のコーナー。今週のテーマは“ひんやり”です。KISHOWとe-ZUKAが、ひんやりする1曲をセレクトしました。

【KISHOWが“ひんやり”する1曲】
「STAR TOURS」GREAT3

KISHOW:僕はまた邦楽にしました。パイロットの「Magic」という曲もいいかなと思ったんですけど。

e-ZUKA:パイロット?

KISHOW:知らない? 74年デビューの。なぜパイロットかというと、この後に紹介するのがGREAT3で。

e-ZUKA:ああ! 大好き。

KISHOW:本当!? 僕も大好きで。90年代後半ぐらいの、まだ渋谷にHMVがあったときに、そこの洋楽コーナーに偶然GREAT3のボーカルの片寄明人さんがいらっしゃったの。“あー、片寄さんだ”と思って見ていたら、俺の目の前で財布か何かを落としていかれてね。それを拾って、『すみません、落としましたよ! GREAT3の片寄さんですよね? 僕、好きなんです』って言ったら、『今度、ライブを観にきてください』とおっしゃって、颯爽と帰っていったんですよ。その片寄さんがいたコーナーが、パイロットの棚だったんですよ。

e-ZUKA:おお!

KISHOW:だから、GREAT3とパイロットをセットで覚えちゃっていて。というわけで、(今日は)GREAT3の「STAR TOURS」を。いまだによく聴いている好きな曲ですね。

e-ZUKA:懐かしいですね。さっきHMVで(片寄さんに)会ったという話をしていたじゃないですか。僕は、89年から92年ぐらいまで、あがた森魚(あがた・もりお)さんのバックバンドをやっていまして。 いろんな所のライブに行くんですよ。それで、名古屋のクアトロ(NAGOYA CLUB QUATTRO)でのライブが終わったときに、イベンターの人がバンのような車で送り迎えをしてくれるんです。そのバンを運転していたのが、片寄さんなんですよ。

KISHOW:うわぁ! そうなの!?

e-ZUKA:その後、こんなに有名になるとは思っていなかったから、“肩寄せ合って片寄くん!”とか、ダジャレを言ってイジっていたんですよね (笑)。

KISHOW:親交があったんですね。

e-ZUKA:いや相手も覚えていないよ、何人もアーティストを送り迎えするんだから。その後、GREAT3を結成して“めちゃめちゃカッコえぇ〜!”って。(人生は)一期一会だから、誰にでも優しくしといたほうがいいですよ(笑)。

KISHOW:確かに(笑)。いいっすね、GREAT3。普遍的な感じがして。特にオープニングの“チャッチャッチャ♪”というギターが涼しげだなと。片寄さんの声もいいですよね、クセがなくて耳に優しい。

e-ZUKA:いい曲を選んでくれてありがとう! さ、僕の曲はクセしかないよっ!

【e-ZUKAが“ひんやり”する1曲】
「Cold Sweat」シン・リジィ

e-ZUKA:(今日のテーマは)ひんやりでしょ? つまり“冷や汗”でしょ? 冷や汗といえば「Cold Sweat」ですよ。

KISHOW:英語で言うとね(苦笑)。

e-ZUKA:シン・リジィって知ってる?

KISHOW:プロディジーなら知ってる(笑)。シン……新都知事?

e-ZUKA:小池シン・リジィ……って、違うっつーの(笑)! ゲイリー・ムーアは知ってる?

KISHOW:知ってる。

e-ZUKA:ゲイリー・ムーアが最初にデビューしたバンドが、スキッド・ロウというんですよ。アメリカのスキッド・ロウではないんですけど、トリオのバンドで。そのときのベースが、フィル・ライノット。そのフィル・ライノットさんが中心になって結成されたのがシン・リジィですね。アイルランドのバンドなので、ちょっとケルト音楽っぽいのを混ぜていたり。(シン・リジィに)ゲイリー・ムーアがいた時期もあるんです。

そして、日本でも『脱獄』『ライヴ・アンド・デンジャラス』など、売れたアルバムがいっぱいあるんですよ。それでも人気が下火になってきて、一度解散みたいになる。そこから復活したのが『サンダー・アンド・ライトニング』というアルバムで。

KISHOW:どっちも“稲妻”と“雷”みたいな(笑)。

e-ZUKA:そのアルバムに参加しているのが、あのジョン・サイクス(のちにホワイトスネイクで名を馳せるギタリスト)です。“ジョン・サイクスが入ったんだ!”と話題になったアルバムが『サンダー・アンド・ライトニング』で、そのなかに入っている曲が「Cold Sweat」。

KISHOW:なんか、いろいろとすごい曲だね(笑)。

e-ZUKA:これを夜9時に(ラジオで)流しているのは、俺くらいじゃないですか(笑)? 曲を聴いてあらためて思ったけど、やっぱりクセがすごいですよね。

KISHOW:俺、中学のときに聴いていたらハマったかもしれない。

e-ZUKA:この曲は、まだメロディーがはっきりとしているんですけど、曲によっては“お経”と言われているのもあるんです。

KISHOW:音域が狭いよね。

e-ZUKA:ずっと、お経を聴いているみたいな感じでね。収録曲の「サンダー・アンド・ライトニング」も、わりとお経に近かったと思いますね。でも、あの曲がなかったら44MAGNUMもない。だから、けっこうジョン・サイクスの影響を受けていますよ。

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聴取期限 2020年8月12日(水)AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて
パーソナリティ:GRANRODEO(KISHOW、e-ZUKA)
放送日時:毎週火曜21:00〜21:30
番組Webサイト:http://mv-sp.gsj.bz/view.page/menu/program/gr/mada2/top