手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。4月25日(土)の放送では、クリニックフォアの医師・金子和真さんに「オンライン診療」について伺いました。

※写真はイメージです



新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、病院に行きたいけど行った先で感染してしまうかもしれない、と不安に思って病院に行けていない人や、体の不調を感じながらも我慢をしている、という人も少なくないのではないでしょうか?

政府は、新型コロナウイルス感染拡大や院内感染を防ぐため、4月13日(月)から期間限定ではありますが、初診患者のオンライン診療を解禁しました。

スマートフォンのビデオチャットを使って、患者さんと話をしながら診察をおこなう「オンライン診療」。その言葉を聞いたことはあっても、実際に利用したことがない、という人も多いのではないでしょうか?

クリニックフォアではオンライン診療を取り入れており、金子さんは「今は外に出ることが感染リスクを上げますよね。“家にいましょう”と言っているなかで、外に出て感染リスクを拾う必要はないと思います。オンライン診療は、ご自宅で通信機器を利用して診療を受けられるので、すごくプラスにはなりますよね」とメリットを挙げます。

一方で「対面での診療の必要性もある」と金子さん。「咳が出る、などの呼吸器症状が出て、自身で新型コロナの感染を疑う場合、医師が直接診察をして胸の音を聞く、あるいは他の検査をするなどして、迅速に治療に移る必要があると思います。それを判断するためにも、わからなかったり、不安に思ったりしたら、まずはオンラインで受診してもらい、医師から『この状況だったら対面のほうがいいですよ』と言ってもらうだけでも全然違うと思います」と話します。

オンライン診療を受けた際、薬の処方の仕方は2パターンあるそうで、「1つは、定期処方でまだ家に1週間分ほど薬がある場合は、処方箋を郵送してご自宅にお届けする。2つ目は、今日具合が悪くてどうしてもすぐに薬が欲しい場合は、近くの薬局を教えてもらいます。クリニックからその薬局にFAXを送って、患者さんがその薬局に行き処方してもらう、という方法があります」と解説。

感染者の増加で医療機関の受け入れがひっ迫しているなか、「今の一番のゴールは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ、抑えていくことがゴールですので、それを乗り越えた段階で“これはオンラインでよかった”“でも、こっちは難しいよね”などの検証をしていく必要があると思っています」と語ります。

そして、金子さんは「いつになったら新型コロナウイルスが落ち着くのかというのは、誰もがはっきりとわかっていない状況」とも。医学系雑誌「サイエンス」に掲載された論文によると、“今後2年間は外出制限などを断続的に続ける必要性があるのではないか”と記されているそうで、「この2年間の間、ワクチンや治療薬ができるまでは、“オンラインで活用できるものは全部やっていく”という世界になるのではないかと考えています」と話していました。

いまだ新型コロナウイルスの収束時期が見えない状況下だけに、私たちが生活していくなかで、オンライン診療を上手く活用していきたいですね。

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<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25〜8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bousai/