男子テニス世界ランク1位のノバク・ジョコビッチは、ツアー中断中に母国セルビアをはじめ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナなどバルカン半島諸国を周るエキジビション大会『アドリア・ツアー』を主催。“政府の勧告”という大義名分の下、まともな感染対策を実施しない大会運営に対して懐疑的な声も上がっていたが、残念なことに、自身を含め感染者が続出し、彼のもとには多くの批判が寄せられている。

 未曾有の事態とも呼べるこの新型コロナ禍において、今回の楽観的過ぎる大会運営は、ジョコビッチらしいといえばそうかもしれない。彼はかねてより特殊な精神論を掲げ、スピリチュアルな思想を支えに厳しいテニス界を戦い抜いてきた。

 これは有名な話だが、2017年シーズンに右ヒジのケガに苦しんでいたジョコビッチは、人間の持つ“自然治癒力”を信じ、手術を受けることを拒み続けたという。当時は、元世界ランク1位のアンドレ・アガシがコーチとして就いていたが、この点での意見の相違が、早期の関係解消に影響を及ぼしたようだ。
  さらに、自粛期間中に行なった"怪しげな人物"とのライブ配信もテニス界の話題をさらった。『健康維持の第一人者』と語るチャービン・ジャファリ氏を招いての、数回のインスタライブでは、2人して「祈りの力、感謝の力を通じたエネルギー変化により、汚染された水や有毒な食べ物を浄化できる」と主張。ジャファリ氏の持つウェルネスブランド『CYMBIOTIKA』の健康食品を、視聴者へ向けて熱心に宣伝するほどの傾倒ぶりを見せた。

 今後開発されるであろう新型コロナウイルスのワクチンにも「自分の身体に最適なものを選択したい」として抵抗を示したことは記憶に新しい。これにはライバルのラファエル・ナダルも「再開後のツアーを周る上でワクチンは必要だ。これはルール。それ以外の選択肢はない」と毅然とした態度を示している。

 もちろん、健康や栄養について自らの信念を持つことに、とやかく言えるものでもない。ただ、こういった彼のスピリチュアルな思想や精神論が、今回のような大胆な大会運営を行なう一因になったのでは? と囁かれているのも事実だ。

構成●スマッシュ編集部

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Novak Djokovic(@djokernole)がシェアした投稿 - 2020年 5月月6日午前11時27分PDT