7月12日にABEMAにて独占生中継される、RISE初の無観客試合によるテレビマッチ『Cygames presents RISE on ABEMA』で、一般公募の結果、シュートボクシングの新鋭、笠原友希(シーザージム)との対戦が決定した那須川天心(TARGET / Cygames)が、27日、白鳥大珠(TEAM TEPPEN)との合同練習後、オンライン会見を開いた。友希は兄、弘希とともにシュートボクシングの新時代を引っ張っていく一人として注目の19歳シュートボクサーである。

 天心は「今日は流れ的にはいつもの感じで、ミットをやって土曜日なので追い込みめの練習をやりました」と練習を振り返ると、手ごたえに関しては「いつもより調子悪かったですね。いい日、悪い日あるんですが、近年稀に見るぐらい調子が悪かったんですよ。そういう日もたまにあればいいかなと思うんですけど。疲労が溜まり過ぎているのかなというのは感じました。でも全然問題ないです」とこの日は調子が悪かったことを明らかにした。

 対戦相手として決まった友希に関しては「手足が長い。身長も10センチ以上デカイですよね。あと気持ちが強い。二十歳になる前でまだ怖さを知らない」と印象を語る。「僕も二十歳のときチャレンジマッチ組まれて、メイウェザーとやったので、今度は逆の立場ですよね。迎え撃つつもりはないけど、今後のために生かせればいいなと。(友希は)強敵だと思う。リストの中で一番強い相手は誰ですか?と伊藤(隆RISE代表)さんに聞いたら、笠原選手だと言われたのでそれでお願いしますと言いました。今後も格闘技界を引っ張っていける選手になれるかもしれない。でもそこは、しっかりと差を見せる」と16戦中1試合しか敗れていない友希の実力は認めつつ、差は明確にさせていくつもりだ。
 「無観客試合を行なうのはこれが最初で最後だと思う」

 RISEは7月19日の東京・後楽園ホール大会より有観客試合の再開を決定しており、天心は自身が無観客試合を行なうのは「最初で最後」と言い切った。この自粛期間中、テレビではRISEの地上波放送が始まり、バラエティ番組の露出、ラジオでは菅田将暉のオールナイトニッポンへの電撃出演、SNSではトレーニング動画「100日後に那須川天心」が好評展開中と精力的に活動を続けてきた。

 友希が「那須川選手の不得意なところを見つけたので、付け入る隙はあります」と発言したことに関しては「それは何とも思ってないですよ。今までそう言ってきた選手は何十人もいて、その中で穴を突けなかったわけで。僕も日々進化しているので、過去の動画を見てそこが穴なのかと言えばそんなことはない。自粛期間にやってきたことをみなさんに見せて、楽しんでもらいたい」とまだまだ進化は止まらない様子。

 強敵である江幡塁を相手に、悪魔のような強さを見せつけた昨年の大晦日。2020年初戦となる今回の一戦で天心は、さらなる高き志を持って19歳の友希の挑戦を受ける。

文●どら増田

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