約4か月遅れで始まった国内女子ツアーの開幕戦「アース・モンダミンカップ」の全日程が29日に終了。昨年の賞金女王・鈴木愛は、通算11アンダーで並んだ渡邉彩香とのプレーオフに敗れ、2017年以来2度目となる同大会の優勝はならなかった。

 渡邉と同じく、首位と4打差4位タイで出た鈴木は、前半1、2番で連続バーディ、8番にもスコアを伸ばすなど、好スタートを切る。後半は12番でボギーを叩くも、14、16番で再びバーディを奪い、5バーディ・1ボギーの「68」、通算11アンダーで渡邉とのプレーオフに突入した。しかし、自身はパーに終わったプレーオフの1ホール目で、渡邉に下りのバーディパットを決められ、今季開幕戦は2位に終わった。
  プレーオフ敗退直後、鈴木は笑顔で渡邉に拍手を送り、ハグをして相手を称賛。試合後の会見では「喋りたくないです」と率直な心境を明かした。決して悪びれた態度ではなく、掛け値なしの本音をそのままインタビュアーに伝え、「いいショットもしてましたし、いいパットもしてたので、いいゴルフがしてた思います」と最終日を振り返っている。

 また、4日間の手ごたえについて問われた鈴木は「トータルで見たら良かったかなと思います」とした上で、「負けて嬉しいということは100%ないので、やっぱりイラつく気持ちもありますけど、ナイスパットして最後入らなかったのでしょうがないと思います」とコメント。「あとはショットですかね。よくこのショットで優勝争いできたなと思うので、もうちょっと仕上がったら余裕で行けるかなと思います」と語った。

構成●THE DIGEST編集部