世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が13日にTwitterを更新。ツアー再開に伴い今月下旬に開催されるウエスタン&サザン・オープンと全米オープンへの出場を表明した。

 また、ATPの公式サイトによると、ジョコビッチはウエスタン&サザン・オープンで世界32位のフィリップ・クライノビッチ(セルビア)とペアを組み、ダブルスにも出場を予定している。クライノビッチとのダブルスは過去3勝4敗と負け越しているが、2019年には全仏ダブルス覇者のクラビーツ/ミース組(共にドイツ)から金星を奪うなど、相性の良さをアピールしている。

 ジョコビッチはTwitterで「ウエスタン&サザン・オープンと全米オープンに出場できることをうれしく思う。困難な状況の中で決して簡単な決断ではなかったが、またライバルたちと(コートで)戦えることにワクワクしているよ」とファンに向けてメッセージを送った。

 6月に自身がクロアチアで主催した「アドリア・ツアー」に出場後、新型コロナウイルスへの感染が確認されたジョコビッチ。復帰後はSNSにハードコートでの練習を度々アップしていたことで、北米ツアーの出場が有力視されていた。四大大会優勝回数でもナダル、フェデラーに追いつくために、リスクを負いながらも栄冠を手にしたいところだ。
  一方、全米オープンへの欠場を正式に表明した世界17位のスタン・ワウリンカ(スイス)は、チェコの首都プラハで17日の週及び24日の週に開催されるチャレンジャー2大会に出場することをチェコテニス連盟が明かしている。

 安全面を考慮し、今年度は無理をしない形でコートに戻ることを計画しているようだ。ワウリンカは6月に敏腕コーチとして知られるダニエル・バルベルドゥ氏の指導の下、2週間ほどのトレーニングセッションをモナコで行ない、その後はコーチのマグナス・ノーマン氏とスイスで練習を積んできた。

「優先すべきはコートで自分の愛するテニスをプレーすることだ」とワウリンカ。続けて、「ここ数週間いいトレーニングができているし、本当に早く大会に出てプレーをしたい」と気持ちは前向き。14日にはTwitterでプラハの街をジョギングしながら楽しんでいる様子をアップしている。

 長年ATPツアーを牽引し続けているジョコビッチとワウリンカ。ツアー再開後、どのような活躍を見せてくれるのだろうか。

文●中村光佑

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