現地時間10月24日、フィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦アメリカ大会の2日目が行なわれた。

 男子シングルを制したのは、ネイサン・チェン。ショートプログラム(SP)で自己ベストとなる111・17点を叩き出した21歳は、フリーでもその実力をいかんなく発揮。鮮やかなブルーのシャツをまとい、4回転のコンビネーションジャンプを3本組み込んだプログラムを滑り切った。

 冒頭から4回転フリップ+3回転トゥループ、3回転ループ、3回転ルッツ、2回転サルコー(予定では4回転)を決めると、後半に4回転トゥループ+1オイラー+3回転フリップ、4回転+3回転トゥループ、シングルアクセル(予定ではトリプルアクセル)を着氷。珍しくジャンプのミスがみられたが、187・98点、総合299・15点で同大会4連覇を果たした。

 実況アナウンサーさえ”珍事”と評されたミスについて、チェンは試合後に「おかすべきではないミスをしてしまったけれど、起こってしまったことから学んで次のステップに進んでいきたい」とコメントしている。シーズン中にプログラムを進化させることも多々あるチェンだけに、今後のスケーティングに注目が集まる。

 2位にはヴィンセント・ジョウが175・74点、総合275・10点、3位にはカナダのキーガン・メッシングが174・02点、総合266・42点で続いた。

 また、樋渡知樹はフリーで158・13点、総合245・30点で4位に入賞。予定していた4回転トゥループが2回転になり、トリプルアクセルで転倒するなどミスもみられたが、はつらつとした演技を披露した。

構成●THE DIGEST編集部

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And now @nathanwchen doing what he does best. #SkateAmerica x @nathanwchen pic.twitter.com/mogfEw7Ao0

— U.S. Figure Skating (@USFigureSkating) October 24, 2020