ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は今季も打者として、リーグトップクラスの活躍を続けている。5月17日のシンシナティ・レッズ戦では、リーグ単独トップに躍り出るシーズン13号ホームランを放ち、7対3の勝利に貢献した。

【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も この試合前には、ロサンゼルス市が5月17日を「ショウヘイ・オオタニデー」と制定したことも発表されるなど、グラウンド内外でさまざまな話題を提供している。連日のようにその名前が多くの媒体で扱われるなど、現代のMLBにおけるシンボル的存在として注目を集めている大谷には、現地メディアからも「規格外」の評価が送られているようだ。

 米メディア『EssentiallySports』では5月18日、高まり続ける大谷人気を論じる特集記事を配信した。その中では、「MVPのようなバッティングとサイ・ヤング賞のようなピッチングが同時にできる選手が他にいるだろうか? オオタニはユニコーンであり、再現不可能な存在なのだ」と評し、グラウンド上で「唯一無二」のプレーヤーであることを強調している。

 さらに、5月16日のレッズとのカード初戦、大谷の「ボブルヘッド」が配布され5万3527人の観衆が詰めかけたとして、「この試合は、今シーズンの観客動員数最高というだけでなく、2019年以来のドジャースの観客動員数最多の試合となった。これは、ほんの一握りの選手だけが享受できる人気だ」と指摘。

 またトピックの中では、ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』の記者であるダグ・マッケイン氏が、NBAのニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)や、NFLのパトリック・マホームズ(カンザスシティ・チーフス)と大谷を比較し、NBA、NFLそれぞれのトッププレーヤーよりも、「オオタニが優れている」とする主張も取り上げている。

 マッケイン氏がその理由について、「今のところ、ニコラ・ヨキッチがマイケル・ジョーダンを追い抜くと言っている人はいない。また、マホームズも史上最高の選手と位置付けられることもない」などと説いており、それに対し『EssentiallySports』でも、「他の選手には競争相手がいるが、オオタニにはいない」と称えながら、「マッケイン氏によれば、オオタニは野球界で最高の選手であり、それが他の選手との違いだという」と論じている。

 他にも同メディアは、「日本人スター」の球界内における影響力の大きさにも言及。「オオタニが野球に与えた影響は計り知れない。このスポーツで、彼がどこへ行っても起こすような熱狂を生み出す選手は他にいない」と賛辞を並べた。

 今季は打者のみのプレーでもインパクトを残し、ファンを大いに沸かせている大谷。実力、人気ともMLB屈指との評価は今後もさらに、揺るぎないものになっていくはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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