<世陸速報>女子マラソンも22年ぶりの入賞ゼロ惨敗

<世陸速報>女子マラソンも22年ぶりの入賞ゼロ惨敗

ロンドン世界陸上の女子マラソンが6日、現地で行われ、3度目のマラソン挑戦となった清田真央(23、スズキ浜松AC)が、35キロ過ぎまで第1集団で踏ん張ったが、最後は脱落して2時間30分36秒で16位に終わった。安藤友香(23、スズキ浜松AC)は2時間31分31秒で17位、ロンドン五輪代表の重友梨佐(29、天満屋)も2時間36分3秒で27位に沈み、1995年のイエテボリ大会以来、22年ぶりの入賞ゼロとなった。10大会連続で続いていたメダル或いは入賞の伝統が途切れた。なおデッドヒートを制したケリモ(28、バーレーン)が2時間27分11秒で金メダルを獲得した。

 男女同日開催となったロンドン世界陸上の女子マラソンは、男子ゴール後、約1時間後の日本時間22時にスタートとなった。日本ランナーで唯一号砲前に有力選手として紹介されたのが安藤だった。日よけの工夫のされた帽子をかぶり、サングラスで準備万端。レースは、リベイロ(ポルトガル)がポーンと飛び出したが、日本勢のいる第2集団の5キロ通過は、18分を超えて、かなりのスローペースでの入りとなった。

 1周10.3キロの周回コースを4周するという独特のレイアウトだが、2周目に入ってもトップはディクソン(イギリス)に入れ替わり独走、それを追う約30人ほどの第2集団のペースは変わらない。集団の前方を初出場の清田と安藤がキープしている。

 17キロ過ぎの登り坂で、第2集団からキプラガト、キプロスのケニアコンビが仕掛けてきた。20キロ過ぎで第2集団が14人前後に振り落とされ、“忍者走り”で初マラソンの日本最高記録を作った安藤が第2集団から遅れ始めた。重友も厳しい状況になった。折り返し地点で安藤は16位、重友は18位。

 だが、折り返し地点で清田が第2集団の先頭に立つ。今年3月の名古屋ウイメンズマラソンで2時間23分47秒で全体で3位、日本人2位に入り世界陸上の切符を奪った安藤とスズキで同期の新鋭だ。

 登りの22キロでキプラガトがペースを上げる。清田は一度下がったが、ペースの変化に食い下がる。「粘って勝負したい」と語っていたが、まさに粘りのレース。壮絶な駆け引きが始まった。

 29キロ付近でついに第2集団がディクソンを吸収した。勝負と言われる30キロ地点で集団は14人。清田は、その一番後ろ付近で踏ん張る。どこで誰がスパートをかけるのか。

 14人は互いに牽制しあっていたが、35.4キロの最後の折り返し地点でクラッグ(アメリカ)がまずスパートをかけた。集団がタテ長になり清田が遅れた。

 36.2キロの給水地点から37キロ地点でケリモ(バーレーン)が抜け出したが、40キロ手前で2011年、2013年の覇者である37歳のキプラガト(ケニア)に一度かわされる。激しいデッドヒートの末、41キロ過ぎで、再びトップに踊り出たケリモが、2時間27分11秒でフィニッシュ。2位はキプラガト、3位にはクラッグが入った。清田は懸命に前を追いかけたが16位に終わり入賞はならなかった。

 優勝タイムは決して手の届かないタイムではなかったが、激しいチェンジオブペースに対応できるだけの力が日本勢にはなかった。
 

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