羽生が“結弦のカーテン”。不安説を本当に一蹴したのか?

羽生が“結弦のカーテン”。不安説を本当に一蹴したのか?

 平昌五輪のフィギュアスケート男子シングルに出場するソチ五輪金メダリストの羽生結弦(23、ANA)が13日、試合会場である江陵アイスアリーナで練習を公開し、2種類の4回転ジャンプを5度成功させた。前日に続く練習公開だが、羽生は、昨年11月のNHK杯の公式練習で着地に失敗して右足首を痛めて以来、これまで滑っている姿を一切、公にしていなかった。羽生は、同日、記者会見に臨み意気込みを語った。

 果たして羽生は間に合ったのか? 本当に不安説を一蹴したのか。

 この日、羽生は氷の感触を確かめるような静かなスケーティングから始めた。体が温まり白い上着を脱ぐと、3回転トゥループなどを跳んでから4回転ジャンプを解禁した。4回転トゥループ、4回転サルコーを綺麗に着氷し、フリーの曲である映画「陰陽師」のテーマ「SEIMEI」をかけて、本番のプログラムを想定した練習に入った。

 冒頭の4回転サルコーは2回転になったが、演技の後半には4回転サルコー+3回転トゥループの連続ジャンプに成功。4回転トゥループ+1回転ループ+3回転サルコーの3連続ジャンプも綺麗にランディングした。ただ、昨季から挑戦、世界で初成功した4回転ループはタイミングの確認だけで跳ばず、怪我の原因となった4回転ルッツも試さなかった。

 それでも合計5本の4回転ジャンプに成功。40分間の公式練習時間を終えると、ブライアン・オーサー・コーチに親指を立てて笑った。

 前日の初練習では、わずか15分の練習で切り上げ、トリプルアクセルは、なんとかこらえたという不十分なジャンプで不安を露呈していたが、この日は一転、羽生は不安を一蹴した。右足首への不安は微塵も感じさせなかった。

 元全日本2位で現在、福岡で後進を指導している中庭健介氏は、部分的な映像で2日間の練習を見て、こういう感想を抱いた。

「前日の15分の練習を見たときは、トリプルアクセルにしても、羽生選手らしくないジャンプだったので、心配になるものでしたが、おそらく時差などの調整練習だったのでしょう。今日の練習を見る限り、ジャンプの軸はしっかりしていました。質のいいジャンプを跳んでいるという印象を受けました。五輪の舞台に立つには十分の準備がされているのだなと感じました。2か月ものブランクを作って、これだけ違和感のない状態に仕上げるのは、流石ですね。ただ金メダル争いができる状態かどうかについては、まだわかりません。今日、これだけ動いて、明日、明後日の動きがどうなるのか、という部分も見てみなければ、本当の評価をするのは難しいと思います」

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