60年ぶり史上2人目エムバペの10代決勝戦ゴールを“王様”ペレもSNSで祝福

60年ぶり史上2人目エムバペの10代決勝戦ゴールを“王様”ペレもSNSで祝福

ワールドカップロシア大会は、モスクワで決勝が行われ、フランスがクロアチアを4−2で下して、自国開催だった1998年大会以来5大会ぶり2度目の世界一となった。
 海外メディアが注目したのは、決勝戦で3−1とリードを広げるポグバのゴールに絡み、4−1と勝利を決定的にするミドルシュートを決めて大会4得点で最優秀若手選手賞に輝いた19歳のFWエムバペだ。

 英国の ザ・サンの電子版は、エムバペの決勝戦直後のツイートを取り上げた。
 エムバペは、ワールドカップにキスをする写真とともに、リングの絵と「マイ・ラブ」という言葉をツイート。1時間で6万回以上リツイートされ、数千のリプライがついた。
ザ・サンは、この返信のなかから印象的なものを取り上げた。
「19歳にして成功するためのレシピを俺にもパスして欲しい」というものや、「同じ19歳でも、俺は今、自分の部屋でビデオゲームをしているところだ」などと19歳という若さでの成功に注目する返信が多かったようだ。
 同じく英国のBBCオンラインでは、エムバペの活躍を「フランスのワールドカップのスターは、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドから王冠を取り上げた」という見出しをつけて報じた。
 元イングランド主将のリオ・フォーディナントは「メッシとロナウドは、彼らの冠をフランスのティーンエージャーであるキリアン・エムバペに手渡すことになった」とコメントした。
 パリ・サンジェルマンでプレーしているエムバペが、おそらく今大会が最後となるメッシ、ロナウドの後継者になるスター候補だと断言したのだ。
 また10代で決勝戦でゴールを決めたのは、エムバペが、ブラジルの“王様”ペレ以来、60年ぶり史上2人目となる快挙だという。
 同メディアは、ペレの「ワールドカップの決勝でゴールを決めた2人目のティーンエージャー。ようこそクラブへ。仲間ができるのは素晴らしいことだ」とSNSで発信した祝福メッセージも紹介した。
 
 スペインのアス紙も、「エムバペのワールドカップ」とタイトルを掲げ、ヤングプレー賞を獲得したスターを称えた。
「20歳未満でエムバペはワールドカップの歴史の中に彼の名前を記し始めた」
 同紙も“王様”ペレとの記録の比較を掲載。エムバペは、19歳と207日での決勝戦でのゴールで、1958年のスウェーデン大会の決勝でスウェーデンからゴールしたペレは、当時17歳251日だったという。

 同紙のルイス・ニエート記者は「グリーズマンとエムバペはクロアチアに対して無敵であったことを証明した。そして、エムバペの存在がカンテやポグバにも相乗効果をもたらした」と絶賛。そして「フランスが勝った。フランスが新しい時代のサッカーを示したということだろう。未来が、すでにここにあるならば、それはエムバペを全速力で連れてきたのだ。60年前にペレがそうしたように」と続けた。

 エムバペは同紙に「幸せです。長い道のりだったが価値があった。フランスの人たちを幸せに出来て誇らしいです。我々は、それぞれに役割を持ち、問題や課題は考えないようにした。集中してプレーした。まだもっと、もっとうまくなりたいが、世界一になるというのはいいものだ。今は、お祝いをする番。今シーズンずっとプレーしてきたので、今はこの夏を祝います」というコメントを残している。
 


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