EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典と4人組ロックバンド・I Don't Like Mondays.(通称アイドラ)のボーカル・YUによる特別対談が実現した。

1月22日に放送された「アナザースカイII」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系)で初共演した二人は、名古屋出身の幼なじみという間柄。両親同士のつながりで物心ついた時から互いの家を行きかい、大人になってからは海外旅行に二人で出掛けるなど、現在でも頻繁に連絡を取り合う仲だという。

■小学生のころの二人は…?

――小さい頃はどんな子供でしたか?

YU:(岩田は)すごく勉強もできたし絵もうまかったけど、小学校の時はかなりやんちゃでした(笑)。

岩田:YUはカレーをめちゃくちゃ食べているイメージです(笑)。休み時間に僕がコンビニのお弁当を食べている時に、隣で温かいカレーを食べていて僕も食べたいなって。すごく気が合うので楽でしたし、塾も一緒で受験勉強を戦った戦友という感じだったので、自然体でいられる存在でした。

――現在の印象は?

YU:輝いていますね。近い人間から見てもそう見えます。でも、地に足を付けて仕事をしている感じがありますね。

岩田:賢いですよね。先のことまで考えて行動していると思うし、自身のブランディングやプロデュース能力に長けているので、すごく刺激をもらえる。でも、同世代というより幼なじみのままでいてくれる感じがあります。

――ライバル意識を持ったことはありませんか?

YU:彼に対して悔しいとかライバル意識を持ったことは一度もないんですよ。普通なら同じ業界にいるので負けたくないなという気持ちが芽生えると思うんですけど、彼に対しては一度も感じたことがないんですよね。

岩田:悔しいなと思ったことはあります。久しぶりに大人になってから会った時に、カラオケに途中から参加したら一瞬誰だか分からなくなるくらい歌がうまくて。しかも、ブルーノ・マーズを歌ってるんですよ。あの時は嫉妬しましたね。格好良いな〜って(笑)。

■芸能界に足を踏み入れた二人

現在は芸能界に足を踏み入れ、それぞれの道で活躍している二人。岩田は主演映画「名も無き世界のエンドロール」の公開が1月29日(金)に決まっており、YUは配信限定シングル「ミレニアルズ〜just I thought〜」をリリース。コロナ禍でも模索しながら活動を続けている。

――活動する上で心掛けていることはありますか?

YU:自分を取り繕わないようにしたい。作品も歌詞も自分らしさがどういうものなのかを日々考えながら、本当に表現できているのかを気を付けながらやっています。

岩田:それはすごく感じる。良い意味で僕よりはYUは自由だなと思うところがあって、バンドのボーカリストとして自分の言葉で発信していくところはすごくリスペクトしています。思い切り自分を表現している姿を見ると、うらやましくも思います。

アーティストとして自分のアイデンティティーや自我を発信している姿を見ると憧れますね。逆に僕は無意識でやっていることが多いのかなと思います。この業界に入って10年たちますけど、仕事はいろいろな人に支えられて成立するものだと思うので、裏側も想像しながら行動するようになったことは一番変わったことだし、日ごろから注意を払っていることだと思います。

――互いの成長を感じた出来事はありますか?

YU:三代目JSBとして活躍するまでの3年間会っていなくて、久々に会った時は成功している時だったので順風満帆なんだろうなと勝手に想像していたら、実はすごく苦労していたことが分かって、話を聞いた時に改めてすごいなと思いました。

岩田:作詞や感性の才能に気付いたのは大人になってからだったので、未発表の曲を聞かせてもらった時も、こんなことを考えながら生きているんだって不思議な感じがしました。もともとアートとか自分のインスピレーションをかき立てるものを探している人で、僕も常にインプットできるものを探しているところがあるのでシンパシーを感じるし、純粋に自分の活動の基盤を築いている姿は改めてリスペクトしています。

――今後一緒にやってみたいことはありますか?

YU:機会があったら作品を一緒に作ってみたいなというのは前からあります。

岩田:育ってきた環境が近い二人なので、発想ややりたいことが近かったりするんですよ。だからお酒を飲んで会話する中で、ポンと出てきたワードが二人とも興味のあることだったり、世間が驚くようなことをしたいよねってよく話したり。もっと話し合っていけたらいいな。プライベートだと機会があればヨーロッパとか旅行してみたいです。

――最後に2021年の意気込みを教えて下さい。

岩田:今年も雲行きが怪しい中で始まりましたが、やっぱりエンタメ界がストップしてしまうのは良くないと思っていて、社会に対してポジティブな発信をしていくことが自分たちのポジションや役割だから、情勢を見ながらではありますけど、少しずつエンタメ界も活気づけられる年にしたいです。

個人的にはライブが自分たちのモチベーションになっているので、お客さんを入れてのライブ。昨年失ってしまった時間を取り戻せるように、年の終わりにはそうなってほしいという希望を込めてそういう年にしたいなと思います。

SU:まだまだ有人ライブは難しいですが、状況やシチュエーションを悲観してもしょうがないので、自分たちに何ができるのかこの状況の中で模索して、それが皆さんにとってプラスになるように努力をしていきたいと思います。昨年から積み上げてきたものを含めて、今年は皆さんに見てもらったり作品として提示できるようにしていきたいです。

◆取材・文・撮影=永田正雄