「コード・ブルー―」3つのスゴい“シンカ”についてプロデューサーを直撃!

「コード・ブルー―」3つのスゴい“シンカ”についてプロデューサーを直撃!

救命医療の現場をリアルに描写し、救命救急センターで患者の命を救うために奮闘するフライトドクター・藍沢(山下智久)らの活躍や、人としての成長を描く「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジ系)。そんな「コード・ブルー―」のスゴさを3つの“シンカ”の視点から探るべく、増本淳Pを直撃。また、3rdシーズンからフェロー・名取役で出演している有岡大貴にもインタビューを行った!

■ 【深化】7年間で人として深みが増した藍沢たち

2ndシーズンから3rdシーズンの間の7年に、藍沢ら5人はどのような日々を送り、どのような人間に成長したのか。増本Pは「人物設定は実はかなり膨大にあるんです。最終回までにどれくらい皆さんの目に触れるかは分かりませんが、物語の厚みが増すなというときに、細かい設定を少しずつ出しています」と含みを持たせるコメント。

藍沢が脳外科に在籍している際に出会った天才ピアニスト・奏(田鍋梨々花)は、脳に腫瘍があり、手術をすれば命は守られるがピアノが弾けなくなる危険も。そんな奏の処置に悩む藍沢について、増本Pは「才能もあり、努力家という自分に似た奏に共感し、いつもなら簡単に出せた結論が出せない。それは藍沢にとって人間としての成長か、医師として鈍ってしまったのか、そういうテーマを背負ってほしいと思っています」。

7年を経て、白石(新垣結衣)は救命救急センターのチームリーダーに。増本Pは「チームをつくり上げていく中心が白石なので、後進の育成が彼女の一番の課題になっています。チームメートに何か問題が起きれば、それは全て彼女の問題でもあるので、そういった白石の苦悩が描かれる回も今後出てきます」とリーダーとなった白石の描き方を明かす。

緋山(戸田恵梨香)は、救命救急センターに運ばれてきた頑固な料理人・緒方(丸山智己)の復帰が難しい状態でも諦めない姿に心を打たれる。増本Pは「緒方は“誰よりも前向き”。彼の明るさで、緋山が悩んだときは道を照らしてくれる。緋山にとって緒方は気になっていく存在ではありますね」と語り、どのように親交を深めていくかにも注目。

冴島(比嘉愛未)は、難病を抱えた恋人との死別を経験し一度はフライトナースを辞めようとしたが、仲間からの励ましもあり、ドクターヘリに乗り続けている。苦しかったとき、「無理に忘れる必要なんてない。俺にできることがあればフォローするから」と励ましてくれた藤川(浅利陽介)との間に子供を授かる。一度は悩んだが、出産を決意する。

フェロー時代は落ちこぼれだったが、今や救命救急センターを支える立場になった藤川。白石と共にフェローたちを育てるため奮闘する日々を送り、現在、冴島と交際中。「藤川からすると『何で俺なんだ?』という気持ちはあると思うので、なぜ藤川を選んだのかという問いは、最終回までに冴島の口から明らかにさせようと思っています」(増本P)。

■ 【進化】新人フェロー&ナース4人の成長に注目!

救命に加わった新人フェロー&ナースの成長はどのように描かれるのか。「それぞれに大きな試練は用意しています。ただ、それがあったから彼らが急に一人前になるということはなく、それを踏まえた上で、いつも通り生活をする中で、少しだけ発言や考え方が変わっていくようになるといいなと思っています」と増本P。

また、3rdシーズンから登場する名取役の有岡は「最初のリハーサルが藍沢先生と冴島さんの手術シーンだったんですが、細かな打ち合わせもなかったのにコンビネーションがスムーズで、7年たっても感覚が残っているんだろうなという衝撃がありました。この中で自分はきちんと動けるんだろうかとビビりました(笑)。スタッフさんたちもさすがだと思うところが多いです。医療監修の先生が付いてくれているんですが、スタッフさんたちも医療の知識が豊富なので、スタッフさんも教えてくれるというのが心強いです」と、先輩ドクター&ナースのスゴさを明かした。

■ 【真価】命の大切さと人の成長を丁寧に描く!

藍沢らが人の命と向き合う姿をリアルに描く本作の作品づくりについて、増本Pは「助かる命も描くのですが、助けられない命も大切に描きたい。藍沢らがフェローに教えなければいけない大事なことの1つに、“諦め方”があると思っています。命の救い方は、医学書に書いてありますが、“諦め方”は人から人へ伝えていくことでしか分からないものだと思います」とコメント。

また、7年間の医療技術の進歩も作品に反映されていて、「今はフライトスーツの胸ポケットにカメラが仕込まれていて、実際に患部がどのようになっているのかを撮影しながら、上級医たちが病院から処置をしている医師に指示を出せたりするんです。後半の物語では、そういった機能は使おうと思っていて、新しいツールも出てきます」(増本P)と予告。

さらに、ライバル・新海(安藤政信)と藍沢の関係について質問すると、増本Pは「対立させたいがための対立構造は作りたくないと思っていて。水準の高い医師同士であれば、治療方針で対立することはあまりないと思われるので、お互い負けたくない相手ではありますが、水準が高いがゆえにお互いに通ずるものもある、という関係にしたいと思っています」と答えた。

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