「下北沢ダイハード」第3話脚本・松井周の変態性とは?

「下北沢ダイハード」第3話脚本・松井周の変態性とは?

テレビ東京で8月4日(金)放送のドラマ24「下北沢ダイハード〜人生最悪の一日〜」第3話は、「夫が女装する女」。第1話「裸で誘拐された男」、第2話「違法風俗店の男」に続き、初の女性主役作品として選定されたのは、タイトルを聞いただけで、その妻や夫は誰が演じるの?(特に夫)と注目せざるを得ないエピソードだ。

ストーリーは、テレビ東京HPにはこう記されている。「杉田由紀子(麻生久美子)は悩んでいた。下北沢の道を歩いているとやや後ろをついてくる女装した男。この男こそ、由紀子の夫・杉田勲(野間口徹)。真面目な性格だが、女装癖があり、外出する時は必ず距離を置いて歩くようにしていた・・・」。

公開中の第3話予告編では、妻役・麻生久美子の怒声が響き、困リ、戸惑い、あわてる様子がいっぱい詰まっている。さらにドラマ24「下北沢ダイハード」ツイッターで公開されている動画には、ブラジャーの位置を直す野間口徹の様子が捉えられている。主演の野間口は「コントで女装したことはあるのですが、マニキュアを塗ったり、つけまつげをつけたり、こんな本格的な女装をするのは初めて。手足の毛もそりました(笑)」と語っており、期待が募る。

こんなテーマを地上波ドラマで映像化しようと考えた脚本担当は、劇団「サンプル」を主宰する松井周(劇作家・演出家・俳優)だ。松井は、平田オリサ?率いる劇団青年団を経ており、作品は外国語訳もされ、2010年の「自慢の息子」で第55回岸田國士戯曲賞も受賞している真っ当な演劇人。「下北沢ダイハード」濱谷晃一プロデューサーも「オーセンティックな演劇をやっている方による演劇本来の魅力と、ニッチに走りがちな僕の企画とで化学反応が生まれたら」と考えて参加を要請した。

しかし松井は、濱谷プロデューサーとの最初の打合せで「女装趣味の夫を書きたいです」と申し出た。それ以前に、ナビゲート役で出演する下北沢演劇界の中心人物・古田新太から「松井周が書く戯曲は変態みたいなのが多い。どんな脚本になるか楽しみだ」という言葉を聞いていた濱谷プロデューサーは、「なるほど」と思ったという。

刺激的でエロティックなエピソードタイトルとビジュアルとは逆に、家族愛や友情を描く内容だった「下北沢ダイハード」第1話、第2話。同様に第3話も、「見どころは、言うなれば“家族愛”みたいな感じですかね。杉田さんちの家族の愛情といいますか、家族の絆がすごくよく見えるお話だと思います」(由紀子の友人役:西田尚美)というつくりに仕立てられているらしい。

劇団名「サンプル」に、「紛い物」「試作品」の意味を込めたという松井。今回の試作品で、紛い物といえる「女装」、そして「女装する男」「夫が女装する女」を、いかなる「家族愛」へ変態させたのか、目を凝らしてみよう。

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