日本テレビでは、ロバート・秋山竜次が出演するバラエティー「ロバート秋山のウソ枠」の第4弾を、1月17日(金)深夜24:30より放送する。

秋山が「ニッポンのテレビ番組」をまるごとパロディーにした“全部ウソのニセ番組”を展開する同番組。今回のテーマは「スポーツ番組」。“アスリートCMアカデミー”の校長・藤子康男に扮した秋山が、ゲストの山﨑賢人にアスリートCMの極意を伝授していく。

今回、第4弾の放送に先駆けて秋山への独占インタビューを敢行。後編では、共演した山﨑の印象や、今後の「ウソ枠」の野望などについて語ってもらった。

■ 「山﨑賢人さんは、眼球も抜いてたし顔がいい感じでした(笑)」

――今回は山﨑賢人さんとの共演でしたが、共演されてみていかがでしたでしょうか?

秋山:めちゃくちゃ楽しかったですね、すごかったですね。全く接点がなかったのでどういう方なのかわからかなったんですが、最高に絶妙な温度で相手をしてくれましたね。

僕としては「相手してくれている」っていう感じなんですよ、皆さんわざわざ来てもらってね。ものすごくいい相手の仕方をしてくれました(笑)。

――秋山さんとしても、かなり言動を引き出されている感じがありました(笑)。

秋山:いやあ、すごいよかったですね。たくさん乗っかってくれましたし、乗っかり方にしてもいろんなパターンがあって。やっぱり「俳優さんってどれくらいの感じで来るのかな」とか想像してはいたんですけど、ものすごくフリーでしゃべっていらして、台本にはないところでもたくさんお付き合いしてくれましたから。

――特に「この場面がよかった」というか、何かおすすめしたいシーンはありますか?

秋山:僕が山﨑さんに面白い単語をバンバン言わせるところがあって、説明が難しいんですけど、アスリートの方がCMに出演された時に言うトーンの言い方をたくさんレクチャーしたんです。そこですごくいい感じにやってくださって。目もだいぶ「抜いて」ましたし(笑)。

――「眼球を抜け!」って仰っていましたね(笑)。

秋山:眼球も抜いてたし、顔がいい感じでしたね。途中抜きすぎるくらい抜いちゃってて、「もうちょっと戻せ」って言いましたね(笑)。す〜ごい抜いてたので。

スタッフ:山﨑さん、「練習してきた」って言ってましたよ。

一同:(笑)。

秋山:練習してきたんですか? 練習されるとまた違うんですよ(笑)。僕としては遊びながらやりたい感じなんですけど、やっぱり皆さん練習までしてきてくださるから、これは本当に申し訳ないですね(笑)。現場来たら部分的にノリでやってるみたいなところもあるので…。

でも、やっぱり貴重ですね、こうやって俳優さんとやらせていただけるのは。芸人とは返ってくる反応や言葉がまた違いますから。あんなシュッとした顔の人がとんでもないこと言うと笑けますよね。

■ 「ひな壇で『こいつ人の話聞いてないな』って瞬間の顔が面白い(笑)」

――これまで「ドキュメンタリー」「音楽」「アニメ」、そして今回が「スポーツ」と、さまざまなテレビ番組をいじってこられましたが、その着眼点が毎回興味深いなと驚かされます。普段テレビをご覧になっている時、どんなことを考えながらご覧になっているのでしょうか?

秋山:う〜ん、でも色々な角度で見てますね。例えばドラマだと、「いやそんな感じにならんやろ」とか。そういうところ見つけちゃいます、僕。そういうのが好きなんでしょうね。なんかこう「いや(裏で起きてたこと)知ってるやろ、知ってるくさいな!」とか(笑)。

そういう嫌な所見ちゃいますね(笑)。「ずいぶんためらわないな、本来だったらもうちょっとためらうだろ!」「ここはためらいが2回くらい足りないって。受け入れが早すぎる!」とか(笑)。見ますね、そういう細かい心情みたいなところは。

あと、自分を含めそうなんですけど、バラエティーで(話を)振られる前の人を見ると、「この人は今何も話聞いてないな」っていう顔をしている時があって、それがマジで面白いんです。

例えばひな壇とかで次の話考えている時に、人の話なんて聞いていられないだろっていう(笑)。自分のことばっかり考えて、上っ面だけの笑いをしてる時があるんです。「あいつ多分笑ってねぇな」みたいな(笑)。

一同:(笑)。

秋山:それから、よく見るのが「これ絶対移動した後だよな」みたいな(笑)。ロケバスで寝てた人の顔ってわかるんですよ。それを見つけるのがすごく好きですね。「ラーメン旅」みたいな番組でも、一軒目、二軒目と行って「続いては!」となった時に、女優さんとかで明らかに「一回寝ただろ!」っていう顔の人がいるんですよ。それはもう隠せないですね。

ロケバスで小一時間待機して寝ちゃうと、ああいうのってすぐ戻せないじゃないですか。顔だけじゃなく、2つ前の店のテンションと違うんですよね。そのつながりまでチェックしてないから(笑)。寝起きの感じなんですよね。そういうのは見ていてすごく面白いですね。

そういう細かいネタも、いつか「ウソ枠」でやってみたいですね。「寝てただろ!」みたいな箇所がやたら多いという…(笑)。ウソ枠ってもう本当に自由ですから、そっちのもありですよね。

■ 「ロバート・キャンベルさんが激しいアクションを演じる映画とか見てみたい(笑)」

――あと残っている番組のジャンルも「バラエティー」「旅番組」「ドラマ」あたりとなりましたが、ご自身の中で何か次なる構想はありますか?

秋山:スポーツは今回やりましたから、そうだなぁ…。「心霊番組」とか怖い系もまだやってないですね。あとは世界の衝撃映像みたいなのとかもいいですね。あ、道徳のドラマみたいなのもやりたいですね。何を訴えたいのかわからないドラマ、みたいな。

一同:(笑)。

スタッフ:ただの駄作のドラマになっちゃう(笑)。

秋山:なりますよね(笑)。あと、いつか一回やってみたいのは、日本で活躍している外国人タレントの方いるじゃないですか。例えばケント・デリカットさんもそうですし、デーブ・スペクターさん、あとはロバート・キャンベルさんとか。そういった方だけで洋画を作ってみたいです。

一同:(笑)。

――それは見てみたいです!(笑)

秋山:「なんで日本を拠点に活動している人だけで洋画なんだよ!」っていう(笑)。そういう人たちの本意気の英語も見たいですし。中身も法廷ものとかそこそこシリアスなテイストで、サスペンスみたいなのもあって。

スタッフ:予算が足りなかったんです、一回やろうとしたんですけど。

秋山:そうなんです。なので、「日本で活動してる外国人タレントたちの洋画」はいつかやりたいですね。オファーに行くのは大変そうだな…。でも日本語で説明できるから(ハリウッド俳優にオファーするよりも)早いじゃないですか。ロバート・キャンベルさんとかが結構激しいアクションを見せる映画とかやってほしいですけどね(笑)。

――演技は皆さんにちゃんと英語でやってもらって…。

秋山:もちろん全部英語です。笑いも無しでちゃんと洋画を撮りたいですね。デーブ・スペクターさんも、YouTubeで探したら結構流ちょうに話している映像があるんですよ。ダジャレも全く言わないで。ああいう方がロサンゼルス警察とかやったら面白そうだな〜って。

■ 「選手村のフードコートにロケに行きたい!」

――今回「アスリート」が大きなテーマとなっていますが、2020年はオリンピックイヤーということで、アスリートの皆さんにテレビ的なアプローチで期待していることはありますか?

秋山:テレビ的にですか? でも、日本に来たら世界各国の人たちが見るじゃないですか、日本の番組を。だからその時に、「なんだこの面白い番組は!」みたいなことがあればいいですね。その期間ってテレビは番組を変えるんですかね? 何かホテルや選手村で見る番組がどうなるか気になって仕方ないですね。

あと、選手村のフードコートにロケ行きたいですね(笑)。僕フードコートが結構好きなんですよ。「あ、このチェーン店押さえてるんだ!」みたいなのあるじゃないですか。吉本だったら中にコンビニがあったり、大学だったら中にスタバがあったり。「選手村ってどんなチェーン店が入ってるんだろ?」って思いますね。

なので、選手村の中のフードコートとか、大浴場とか、選手のことは全くレポートしないでそっちのレポートをさせてもらえたらいいなって思いますね。

――ちょうど年始の放送ということもありますので、ご自身の中で2020年の目標は何かありますか?

秋山:2020年はオリンピックイヤーですからね…。チケットも当たらなかったので、選手村の周りをグルグル歩いて回ろうと思ってます(笑)。皆さんに不審に思われない程度に、築地近辺に行ったり、活気があるところをグルグル回ったりしたいですね。楽しそうだから。

――それでは最後に、今回の見どころを含めて視聴者の皆さんにメッセージをお願いします!

秋山:4回目ですけれども、その…確実にウソなんですけれども、「こんなにやってるんだ」っていうくらいちゃんとやってますので。ロケにも行っていますし。ウソ番組なのに、ウソのVTRを見るためにスタジオ部分があるので(笑)。

それくらいやっぱり手の込んでる番組ですから、一回のオンエアじゃなくて、DVDにして見てもらいたいというか。作品的な感じでも見れますので。

放送はいつでしたっけ? 1月17日…。1月17日ですからやっぱり、「いいな」っていう気持ちにさせたいですね。それはもうず〜っと、昔から言ってたことで。

一同:(笑)。

秋山:本当に中身は何にも無くて…。「何だったんだ?」っていう、すがすがしいくらいの番組なので、それが売りですね。「これを見て何か情報を得よう」って方は見ちゃダメです。時間の無駄です! それはもう先に潔く言っておきます(笑)。(ザテレビジョン)