1月15日(水)に26thシングル「ソーユートコあるよね?」をリリースするSKE48。同楽曲のセンターには、グループ加入10周年を迎え、今やグループの顔の1人でもある須田亜香里が立つ。

今回はそんな須田にインタビュー。「Akari Suda」の頭文字“AS”にちなんで“As a ○○○=○○○として”を切り口に、新曲や2019年の活動の振り返りなど話を聞いた。

■ “センターとして”…今はセンターをすごく楽しめる気がしています(須田)

――センター発表時にコメントも出ていましたが、改めて自分がセンターだと聞いたときの気持ちを教えてください。

まだ信じてないです、CDが発売になるまでは疑ってます(笑)。

――結構長いこと疑いますね(笑)。

すごくお金を掛けた、壮大なドッキリかもしれないと思ってます(笑)。

――2018年にリリースした「いきなりパンチライン」では、休養に入った松井珠理奈さんの代わりにセンターポジションを務めましたが、今回は正真正銘、須田さんのセンターです。意気込みなどはありますか?

「私がセンターを目指すなんて思っちゃいけないんじゃないか」って思うくらい自信がなくなっちゃったり、「グループで必要とされるって何なんだろう」って分からなくなったりした時期もあったんですけど、それを経て、今はセンターをすごく楽しめる気がしています。

あと、“須田をセンターにする”っていうことで、注目度の面とかでもちょっと期待してもらっているのかなって思うので、ちゃんとみんなでテレビに出たりできるかなとドキドキしています。

――今回のセンターについてファンの方と話すこともあったと思うんですが、11月の握手会でファンの前に出てあいさつをしたとき、泣いていたのは何でだったんですか?

何でだろう? 多分、うれしかったんだと思います。よく泣くから、何で泣いていたのか思い出せないんですけど(笑)。でも、悲しい涙は最近流してないかな。

ファンの人の方が泣きながら来てくれたりとか、「センターって知ったときにうれしくて涙が止まらなかった」って言ってくれたりする方が思った以上に多かったんです。自分がセンターで喜ぶ人はいないって前は思っていたけど、「ちゃんといるじゃん!」と思って。

それが多いか少ないかはよく分からないけど、でもその1人1人との関係が本当に濃くて、思い出が詰まっていて、涙を流して感動できるくらい私への愛があって、いろんなときに支えてくれた人たちだと思うから、そうやって思いがあふれるほど応援してくれる人が自分にはこんなにいるんだなと思ったら、うれしくて、幸せだなって。

――SKE48に入ってから10年経ってのセンターですもんね。

でも、そんなに“やっとセンター”みたいな感覚はないんです。私にもチャンスの順番がやってくるものだったのかって、「SKE48、チャレンジしたな」って思いました(笑)。

――楽曲も今までにはないチャレンジングな曲調だと思うんですが、初めて聴いたときの印象は?

自分がセンターだって知っている状態で聴いたから、聴く前から愛着はありました。絶対に好きになるって分かってるから、余計に最初に聴く一音目が怖くて、なかなか再生ボタンが押せなかったです(笑)。

――今回はコーラスから始まりますよね。

そうなんです。短いドラムの音があって、すぐにコーラスが入るんですけど、最初のドラムの音を聴いた瞬間から「あ、この曲好き!」って思いました。単純(笑)。

――ちなみに、「ソーユートコあるよね?」をバズらせるために何か考えていることってありますか?

今回はDA PUMPのTOMOさん、U-YEAHさん、KENZOさん、DAICHIさんにダンスの振り付けをしてもらったので、TikTokでみんなにいっぱい踊ってほしいなって思いますね。TikTokでバズらせたいです!

――ダンスに限らず、今回の楽曲は耳に残るので、クセになるファンの方も多いんじゃないかなって思います。

DA PUMPさんってキャッチーな“○○ダンス”をたくさん生み出していますけど、今回は私たちが名古屋のアイドルということで、名古屋のゴム跳びのかけ声技が由来の「ケンロップダンス」っていう名前のダンスを生み出してくださいました。

サビで出てくるピョコピョコした振り付けが「ケンロップダンス」です。サビの終わりの“ブーン”って振りや、イントロの振りとかも、知ってる人が見たら「あ、分かる!」ってなると思います。

■ “リーダーとして”…劇場公演で後輩たちの頑張りや成長を実感

――では、次はチームEのリーダーとして、2019年を振り返ってもらえますでしょうか。

私は劇場公演にあまり出られていないんですけど、出たときにメンバーの頑張りとかを見ていると、本当に成長していて、私の方が教えてもらうこと多いなって思います。

今回のシングルでは、浅井裕華ちゃんと末永桜花ちゃんと熊崎晴香ちゃんが前のポジションに立っていますけど、「SKEフェスティバル」公演が始まったときは、おーちゃん(末永)とゆうかたん(浅井)は正規メンバーじゃなかったけど、研究生として初日のステージに立ってくれた2人なんです。

その後、2人共チームEに昇格して、メキメキと成長して、人気がどんどん出て、選抜の1列目近くにいるっていうのが、何かすごいことだなって。「こんなに育ってくれたんだ」「愛されてるんだ」って、すごくうれしかったです。もっと焦らなきゃだめかなって気もするけど、素直にうれしくて。

くまちゃん(熊崎)も今回のポジションは私の隣に立ってくれてるんですけど、それをすごく本人も喜んでくれました。ずっとコツコツ頑張ってきたのも分かってるし、ケガで悩んだりしているところとかも見たりしてる分、報われるというか、絶対本人に自信が付くシングルになったんじゃないかなと思います。

1人1人のメンバーが、時間が掛かっても少しずつ、自信が付くものを手に入れている姿に力をもらえますね。

■ “1人のSKE48メンバーとして”…まだ私たちのことも頼ってほしいな(須田)

――次は1人のSKE48メンバーとしてお聞きしたいと思います。2018年の夏くらいから、6期生の“期”としての活動が目立ってきましたが、先輩として、1人のメンバーとして、どう見ていましたか?

うらやましい(笑)。

――2019年5月に松村香織さんが卒業して、3期生は1人になっちゃいましたからね。

そうなんです。私が“期”でコンサートをやろうと思うと、ソロコンになっちゃいますね。「ソロコンはちょっと…」ってずっと思っていたんですけど、今回センターになって、それを喜んでくれる人がいるってことがうれしかったので、最近はソロコンをやってみたいなって、ちょっと自信が付いてそんな野望も生まれたりもしています。

普段の劇場公演から6期生の後輩は、例えばチームEだったら鎌田(菜月)は、「今日はこういうMCどうですか?」って提案してくれたり、他のメンバーにアドバイスをしてくれたりして、リーダーが頑張り過ぎたり、背負い過ぎなくてもいい環境をつくってくれているんです。

そうやってチームで頼られているメンバーが力を合わせて、6期生だけでコンサートができて、ファンの人の熱量もすごいっていうのは、SKE48として誇っていいものなんじゃないかなって思います。

後輩がちゃんと育ってくれているのはすごくうれしいことなので、このままそれぞれが良いところを伸ばしていってほしいと思うけど、まだ私たちのことも頼ってほしいなって思ったりもします。

■ “ソロタレントとして”…アイドル以外に挑戦できていることがあるのがうれしい(須田)

――最後に、1人のソロタレントとしてのお仕事も振り返っていただきたいのですが、2019年で印象に残っているお仕事などはありますか。

「M.LEAGUE」(麻雀)かな。新しいことを始めたいと思ったこともあったけど、アイドル活動以外に頑張りたいと思うことがなくて、今までずっと趣味とかなかったんです。麻雀はお仕事きっかけではあるけど、無心で楽しめることが私にもできたなと思います。

まだまだ知識不足なところはあるんですけど、1月から始めて、ちょっとずつ覚えたり教えてもらったりして、今は普通に打てるようになってきました。

麻雀ファンの方からは「何で麻雀を知らない子が、いきなりアシスタントMCをやってるんだろう」って思われたかもしれないんですけど、何かを始めるにあたって初心者は必ずいるし、誰もが最初に“初めて”を通るので、その初めての人の目線に立って番組を進められるっていう、すごく大きな役割をいただいたなって思っています。

「いつかテレビで麻雀対局をやってみたい」って思うくらい、昔からの麻雀ファンの方をはじめ、いろんな人に“認めてほしい欲”が麻雀で出てきましたね。そうやってアイドル以外に挑戦できていることがあるのがうれしいです。

2019年は「できない」って思っていたことが「やればできる」って分かって、自信になった年でしたね。

■ SKE48の中で一番マイペースなメンバーは?

「ドン引きするくらいマイペース」という歌詞にちなんで、“SKE48の中で一番マイペースだと思うメンバー”を、今回取材した須田亜香里、竹内彩姫、鎌田菜月に聞いてみた(竹内&鎌田の回答は別記事に掲載)。

須田:誰だろう…、マイペースって言い方が合ってるかは分からないけど、はたごん(高畑結希※)かな? はたごんは本物の“ポンコツ”なんだなって(笑)。憎めないポンコツで、いとおしいポンコツなんですよ。

例えば、振り付けでリズムを刻んでるだけなのに、何か腕をぐるぐる回してたりして「何でそうなった!?」ってことがあったり(笑)。本当だったら怒りたくなるようなことなんですけど、一生懸命やって間違ったり、失敗したりしちゃうのが、何かいとおしくって。

それもマイペースって言うのかなと思って、はたごんを挙げてみました。土台が一生懸命だから許せるマイペースなので、これからも自分のペースのままでいてほしいですね。

※「高」は正しくはハシゴダカ(ザテレビジョン)