3月6日(金)より全国で公開される「映画ドラえもん のび太の新恐竜」に、木村拓哉がゲスト声優として出演することが明らかになった。

今年連載開始から50年という節目を迎える「ドラえもん」。「映画ドラえもん」シリーズも第1作目が公開された1980年から40作目を迎え、これまで全39作累計で1億2448万人の入場人員を記録する国民的アニメシリーズだ。

そんな記念すべき年に公開される本作は、のび太が双子の恐竜・キューとミューと出会うところから始まる物語で、シリーズ第1作「映画ドラえもん のび太の恐竜」とは異なる、全く新しいオリジナルストーリー。のび太たちがキューとミューの仲間の恐竜たちを探して、6600万年前の白亜紀を舞台に大冒険を繰り広げていく。

「のび太の宝島」(2018年)でシリーズ史上最高興行収入を打ち立てた今井一暁監督と、脚本の川村元気が再びタッグを組み、Mr.Childrenが書き下ろした「Birthday」と「君と重ねたモノローグ」がW主題歌として起用されることでも話題となっている。

■ 気になる木村拓哉の役どころは?

このほどゲスト声優として出演が決定した木村は、声優デビュー作となった映画「ハウルの動く城」(2004年)、映画「REDLINE」(2010年)に続き、10年ぶり3度目のアニメ映画出演。今作で木村が演じるのは、怪しい猿の姿をした謎の男・ジル。のび太たちの運命の鍵を握る重要な役どころとなる。

今回の発表に合わせて行われた取材では、「ドラえもんの横に立つとなったら、やっぱり色は合わせたいでしょ!」と、しっかりドラえもんカラーである青色の服で登場。幼少の頃から「ドラえもん」の漫画を読み育ち、日本人のDNAの中に「ドラえもん」があるとまで言う木村は、今回のオファーを聞いた時、ドッキリだと思ったほど驚いたという。

さらに、小さい頃から大の恐竜好きで、「のび太の恐竜」(1980年)も見たという木村が、新しい恐竜の物語を描く今作でどんな活躍を見せるのか注目だ。

40作目の今作が掲げたテーマは、さらなる未来へ向けた「進化」。長年第一線を走りながら、先日ソロアルバムをリリースするなど、常に新しいことに挑戦し未来へ向けた「進化」を続ける木村の参戦で、よりパワーアップする「映画ドラえもん のび太の新恐竜」に期待しよう。

■ 「頼りないのび太はまさに僕たちの代弁者」(木村)

――今回の「映画ドラえもん のび太の新恐竜」への出演について

最初は、「もし『映画ドラえもん』の出演依頼が来たら、木村拓哉はどんな反応をする?」というドッキリ企画かと思ったほど、驚きました(笑)。僕が生まれる前から存在し、幼少の時からずっと楽しんできた「ドラえもん」の世界に自分が入り、ひとつのキャラクターになれるということが、正直まだ信じられません。

小学生の頃、コロコロコミックで「ドラえもん」を読んでいました。漫画・アニメの物語だと理解はしているのですが、僕が幼い頃から近くにあり、もはや日常に「ドラえもん」が含まれているような気がします。

頼りないのび太はまさに僕たちの代弁者で、その傍らにはいつもドラえもんが居てくれる。僕たちが弱気になった時、「ドラえもんが助けてくれたらなぁ〜」と想像するだけで、一瞬でも寄りかかれるような存在でした。

僕たちが歳をとっても、彼らは不変です。慣れ親しんできた、僕ら日本人のDNAの中にあるような感じ。だから、50年間もずっと人々の傍らに居続けてくれているのだと思います。

アフレコ時、声の演技では監督のOKを信じるしかないのですが、今回はドラえもんやのび太たち、声優の方々の声に引っ張ってもらえた気がします。また、現段階でも絵のクオリティーがすごく、未完成にも関わらず感動しました。とにかく完成が楽しみです。

ちなみに、僕も恐竜が大好きな少年でした! 幼稚園の頃から今作の舞台である白亜紀の世界を想像し、のび太のように化石の発掘をした事もあります。「のび太の恐竜」ももちろん見ていますし、そんな僕が今回「のび太の新恐竜」に参加できるのはうれしいですね。

50周年記念、映画40作目となる「のび太の新恐竜」は、今まで考えもしなかったような事に気づかせてくれる物語になっています。子供と大人が一緒に、家族みんなで楽しめる映画ですので、ぜひ見てください!僕も早く観たい!

■ 「机の引き出しにタイムマシンがあるかどうかは、小さい頃に確認しました(笑)」(木村)

――欲しいひみつ道具

ドラマのせりふを覚える時、「アンキパンがあったらなぁ〜」って思うことはしょっちゅうありますが、「あいつはアンキパンで覚えてるんだろ」と思われるのは悔しいので、やっぱりどこでもドアかなぁ。どこでもドアで、ヒマラヤ山脈の頂上、世界で一番高い場所へ行ってみたいです。

体力や天候、さまざまな条件をクリアしないと行けない場所からの景色を、ずるいですけど、どこでもドアを使って見てみたいですね。それと、机の引き出しにタイムマシンがあるかどうかは、小さい頃にもちろん確認しましたよ。「あるわけないよな」って思いながら(笑)。

――自分をドラえもんのキャラクターに置きかえるなら

理想はジャイアン。「お前のものは俺のもの」という感じを貫き通しているジャイアンに、徐々に惹かれるようになってきて、大人になった今は男としてかっこいいなと思ってしまいます。

だけどやっぱりジャイアンにはなりきれない。なので、のび太とスネ夫のミックスの、「のび夫」って感じですかね(笑)。のび太のように速攻寝られるタイプでもないし、スネ夫ほど裕福でもなかったので、「のび夫」か「スネ太」(笑)。

■ 「映画ドラえもん のび太の新恐竜」ストーリー

のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた一つの化石。「絶対に恐竜のたまごだ!」と信じたのび太が、ドラえもんのひみつ道具“タイムふろしき”で化石を元の状態に戻すと、生まれたのは双子の恐竜! しかも、未発見の新種だった。

のび太に似てちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界がきてしまう。

キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちと共に6600万年前へと出発。キューやミューの仲間の恐竜たちを探す旅がはじまった。

ドラえもんのひみつ道具や恐竜たちの力も借りながら、恐竜の足跡を追って進むのび太たちが辿り着いたのは謎の島。恐竜が絶滅したとされる白亜紀で待ち受ける、キューとミュー、そしてのび太たちの運命は…?(ザテレビジョン)