ABCテレビ/テレビ朝日系の特番「じもキャラGP〜お笑い怪獣と異名さん〜」が1月26日(日)夜6時30分に放送される。

番組では、日本各地で徹底調査を展開し、個性的なキャラクターを持つ“異名さん”を発掘。スタジオでは、“お笑い怪獣”と呼ばれる明石家さんまがMCとして“異名さん”と対峙し、ロバートや須田亜香里ら各地域のサポーターと共に、その強烈なキャラクターを引き出していく。

番組のラストには、関根勤、浜辺美波、菊池桃子ら審査員がグランプリを決定する。

その収録を終えたばかりのロバートにインタビュー。番組の見どころを語るだけでなく、秋山竜次、馬場裕之、山本博の3人から、2020年の(意外な?)抱負を聞くことができた。

■ 印象に残っている“じもキャラ”は?

――収録を終えての率直な感想をお聞かせください。

秋山竜次:お笑い芸人にいろんなキャラがいることはもちろんのことなんですが、それとは比べ物にならないほど、全国にとんでもないキャラが一般の方の中にもたくさんいるということが分かりましたね。

山本博:すごかったね。地元の方に直接聞き込みをして、見つけてきた方たちが登場されてたね。

馬場裕之:いろいろな番組にすでに出ているような方ではなくて、今回の特番で発掘した方たちだったからね。聞き込みしているロケのVTRを見ると半袖でしたから、夏から調査してたんでしょうね。とんでもない時間をかけてますよ。

秋山:すごいよね。だからこそ本当に濃いキャラが集まったんだと思いますし、こんな地方の濃いキャラの方々を操れるのはさんまさんしかいないです。

馬場:本当にすごい。

秋山:番組名にあるように“お笑い怪獣”という異名に負けないくらいの異名を持つ人を探すことが、この番組のコンセプトだと聞いていたので、まさに“怪獣”のような、恐ろしいキャラの方がたくさんいましたね。

――印象に残っているキャラクターは?

山本:僕らは、秋山と馬場の地元・九州のサポートを担当させていただきました。

馬場:僕は「見た目が面白い画家夫婦」の奥さんの艶感がすごい気になったかな。

秋山:仲が良過ぎたよね。

山本:“週8夫婦”ね。

馬場:僕の隣に旦那さんがいましたけど、気にせず奥さんをエロい目で見てしまいました(笑)。

山本:やめろ!

秋山:見てたんかい!

山本:あとは人生を賭けて、そのキャラを背負っている人もいたね。僕らはお笑い芸人だから、仕事の場でキャラに成りきることはあるけど、お金にならないキャラをやり続けているのってすごい。その生きざまみたいなものが面白かったね。それで言うと、「十和田湖のルパン」(スタジオ出演はなく、VTRのみの出演)が印象的でした。

秋山:面白かったね。

山本:洗練されてないっていうと言い方が悪いですけど、本当に自由で、自分の好きなようにやって、長年続けてこられているところが良かったですね。パワーを感じましたし、周りに愛されていたのも分かりましたね。

秋山:ルパンさんもそうだけど、「熊本のウソ鈴木」さんも、みんな名刺を作るんだね(笑)。それだけ求められてるってことだよね。

僕は「大須のくまさん」が印象に残ってる。別に、ゆるキャラを目指してるわけでもなく、ちやほやされるタイプでもない。あの手のキャラってよくいると思うんですけど、たいていは着ぐるみの中からしゃべるじゃないですか。でも、筆談なんです。

ただ一人で、熊としてご飯を食べたり、お酒を飲んだり。収録中は僕の隣にずっと座ってたんですけど、ちょっと怖かったです。だったらもう、本当に山に行っちゃったほうがいいんじゃないかと思う。ただただ町に下りてきた熊のようでした。

山本:ハハハハハ。もうそれは完全に熊じゃない!?暑い夏場もやってるからすごいよね。

秋山:一体どういうことなんだろう?

馬場:大社長みたいな人が道楽としてやってるんじゃない?

秋山:今まで自分のことをからかってきた人物をずっと見てんのかな。長い長い実験なのか。それとも、ただのド変態なのか。

山本:それは紙一重だよね。

秋山:法に触れてないギリギリのところなのかも。警官がいたら職務質問されるよね。

山本:何かあった時、どっちを捕まえていいのか迷いそう。熊なのか、中の人なのか。

秋山:ああいう人もいるんですよね。よく探せば、一般の方のほうが、“天然物”がいるんだね。

山本:天然物ね。養殖物じゃなくてね。まだまだいるだろうね。

■ 「うちのおやじも“じもキャラ”行けるかな?」(山本)

――ご自身の地元に「じもキャラGP」に出られそうな方はいますか?

馬場:まさに秋山さんのおやじさんがそうですね(テレビにも出演する有名人)。

秋山:そうですね。おやじが濃いので、ある程度の人を見ても動じなくなってますね。子供の頃からぶっ飛んでました。収録では80歳を超えて元気な方もいましたけど、今日のどの方よりもおやじのほうが圧倒的に性欲が強いのは間違いないね(笑)。

山本:そうなんだ(笑)。

秋山:そこは関係あるのかも。全員が全員ではないけれども、バイタリティーという部分でつながっているのかも。

山本:確かにみんな元気だった。生命力を感じたな。

馬場:ドラゴンズファンの97歳のおばあちゃんもすごかった。「優勝するまで死ねない」とおっしゃってましたけど、長生きしてほしいからずっと優勝しないでほしい。

秋山:思い出したけど、群馬に行った時だったかな。違法な鳥を飼ってる人がいたんだよな…。

山本:それ、うちのおやじだろ!やめろ!そんな話をテレビジョンさんで(苦笑)。少し変わってるんですけど、鳥が好きなんです。

秋山:あの鳥、違法だよね?

山本:違法じゃないよ!野鳥が家に迷い込んできたらしいんです。おやじは山育ちなんで、鳥が大好きなんです。昔からニワトリをすごい数飼ってて、クリスマスにしめて調理したり、どんな生活してんだよって話なんですけど(笑)。住宅街で40〜50羽も飼ってますから、近所迷惑だと思います。早朝から鳴きますからね。

秋山:“鳥じじい”だね。

山本:うちのおやじも“じもキャラ”行けるかな?

馬場:僕の地元には、パンをめっちゃくれるおじさんがいました。

秋山:それ、吉田のおじさん。そのおじさんとは、よく話したり、家に行ったりしてました。いつもお酒を飲んでる陽気なおじさんで、どこかの路地で必ず寝ているので、町中の人がそのおじさんをケア(介抱)してました。町の全路地で寝てたんで、起こして家まで連れて帰ってました。

馬場:そしたらパンをくれるんだよね。

山本:愛されてるというよりも、心配されてたんだ(笑)。

秋山:そういう人がいっぱいいました。釣り名人もいましたね。海に落ちているボールを釣って、それを子供たちが遊べるように配っていて。優しい人ですよね。

――学生の頃、ご自身に異名はありましたか。

秋山:異名じゃないけど、あだ名はショルダーでした。肩幅が広かったから。

馬場:小学生の頃、セミ取り名人。セミを虫かごにパンパンにして入れてたので。虫取り網も高い所も届くように改良してました。

秋山:小学生くらいだと、運動の得意な人はあったんじゃないかな。「〇〇中学の〇〇」みたいな。(山本に)すごいやついたじゃんか?

山本:異名というか、市内の小学校が集まるスポーツ大会で、開会式に身長180センチくらいで筋肉もムキムキのベトナム人がいて、友達と「発達がすごいな」と話してたんです。名前を聞いたら、ボー・ホアンチェン君と言って、その大会も大活躍したんです。全種目出てきて、走ると速いし、めちゃくちゃ跳ぶし、記録を全部塗り替えたんです。僕は走り高跳びに出たんですけど、全然かなわないんです。

大会が終わって、学校の先生に「世界にはすごいのがいっぱいいるんだよ」と言われて。それで、高校生になった時、ホアンチェン君と同じ小学校の子に会って、彼のことを聞いてみたら、「あいつ、大学生だったらしいよ」って言われて。おそらく日本に来たばかりで、日本語が分からないから小学校に通わせていたみたいなんです。

秋山:でも、大会に出ちゃダメでしょ。大学生が小学生記録を塗り替えたわけだから。

山本:運動の大会に関してはダメだよね。大学生が小学生に交ざったら、そりゃ速いよ。本当にやり直してほしいよ(笑)。

秋山:ある意味、最強の男だよな。

■ 千原ジュニアに何が!?

――収録の話に戻りますが、千原ジュニアさんが大変なことに…。

馬場:ジュニアさんが「荒川の二刀流」という異名を持つ、ソフトボールをする小学6年生の女の子の投球を受けることになったんですよね(当日の計測では速さ80キロ超。どうなったかはOAをチェック)。

山本:あれを受けるとやばいと思ったんで、僕は投げる瞬間に逃げると思ってたのに…。

秋山:どのパターンで来るのかと思っていたら、あれは新し過ぎるよな。真っ向から受けに行ったから。

山本:いや、見たことない。キャッチボールもなく、急にあのスピードボールを取るのは難しいよね。

馬場:きれいにパチーンとね。

秋山:あんなジュニアさんは二度と見られないよね。

山本:衝撃映像だよ。

秋山:リアクション芸人や若手芸人がやるなら分かるけど、真逆の芸人だから。あれは見どころだね。

山本:絶対に見られない!

馬場:僕は「木更津のくっきー!」も衝撃的だった。似てると言っている人がその本人に白塗りのメイクをしてもらって、めちゃくちゃ仕上がってましたから。あれも見どころじゃないですか。

秋山:くっきー!さんのそっくりさんね。あれもすごかった。

――今日の共演者の方に異名を付けるなら?

秋山:関根さんは「お笑いガーゼ」ですね。

馬場:関根さんは誰に対しても本当に優しいよね。

山本:ガーゼ?

馬場:ガーゼくらい優しいよ。

秋山:ガーゼのように包み込んでくれるんだよ、あの笑顔で。

山本:確かに優しい。厳しいところが全然ない。

馬場:みんなが「面白くない」と言っても、関根さんが一人だけ「面白い」と言ってくれるから。そして収録が終わると、端から端まで、素人の方にもあいさつされるんですよ。

秋山:自分にとって見てほしい番組があった時、「あれ、良かったね」と言ってくれるんだよね。押してほしいツボをうまく突いてくれて、気持ち良くなれるんだよね。

山本:まさにガーゼだから、こっちが収録中にうまくいかなくて、ケガしてもうまく受け止めてくれる方だよな。

■ じもキャラと“お笑い怪獣”との絡みは必見

――2019年を振り返りつつ、2020年の抱負を。

秋山:後輩から連絡があって、「深夜番組に博さんが一瞬出てました」と言われて。気になったんで調べてみたら、芸人感ゼロでボクシングのレフェリーをやってたんで(山本はプロボクサーとボクシングトレーナーのライセンスを取得している)。

だから、いよいよボクシング協会のほうに行くんじゃないかなと思うんで、2020年はロバートとしてそろそろ踏ん切りをつける時じゃないかな。あれは芸人のスイッチを切り過ぎてた。レフェリーの研修をしてるんでしょ?

山本:今、研修中なんですよ。

秋山:自分たちのお笑いのジャッジができないし、相方のボケに対してツッコミもジャッジできてないのに、人のジャッジをするって…。

馬場:2020年は気持ち良く送り出してあげよう。

山本:ライセンスを取るのが2020年の抱負だけど、ちゃんと両方やります!

秋山:俺はレフェリーと組んだわけじゃないから。ボクシング中継を見ていて、観客席に帽子を目深にかぶったりして、「あの芸能人が見に行ってる」ということがあると思うけど、相方がシャツ着て、ネクタイして、リング上で判定している光景を想像すると衝撃的過ぎるよ。

山本:まだ研修中で試験受けていて、そうなるかは分からないから。

秋山:笑いの研修をしろよ。(ロバートは)もう全然大丈夫だから、と言ってあげたい。

馬場:後楽園ホール、見に行くよ。

山本:やめないよ!掛け持ちでやるから。

秋山:馬場も料理の仕事で忙しくなって、芸人をやめてますから。

馬場:2019年に。

秋山:2018年じゃなかった?だから僕は今、文化人と組んでいる感覚なんです。珍しいトリオですよね。

馬場:関東に出店するのが2020年の目標。1日一組限定のこだわりの店をやりたいです。出店の際はぜひお越しください!

秋山:告知するんじゃないよ。僕は純喫茶をやってみたいなと思ってます。

馬場:おまえもかよ!(笑)

山本:おまえはお笑いやれよ!(笑)

――最後に、番組の見どころを交えて視聴者にメッセージを。

馬場:じもキャラの皆さんと“お笑い怪獣”との絡みは必見です。

秋山:濃い“じもキャラ”が集まってます。これを見て、あなたの近所の人も、第2回が開催される場合は出られるかもしれないので、一度ご覧ください。

山本:じもキャラの皆さんの生きざまが見られます。考えさせられる部分もありますから、ぜひ見てほしいです。

秋山:何、言ってんだよ。レフェリーやって、おまえは何も貫いてないじゃないか(笑)。(ザテレビジョン)