映画「嘘八百 京町ロワイヤル」の大ヒット御礼舞台挨拶が12日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、出演する中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子が登壇した。同作は、2018年に公開された映画「嘘八百」の続編で、中井演じるさえない目利きの古美術商・小池と佐々木演じるくすぶった腕利き陶芸家・野田による“骨董コンビ”がコンゲームを繰り広げる“お宝コメディー”。

この映画の評判について広末は、「うちの姪っ子は、『パラサイト』を見た後にこれを見たらすごく救われた、と言っていました」と、10日にアカデミー作品賞を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を引き合いに出し紹介。

中井も「パラサイト 半地下の家族」を鑑賞した後に本作を見たと明かし、「おっしゃる通り、『パラサイト』『嘘八百』『パラサイト』『嘘八百』っていう興行にしたらいいんじゃないかと」と、社会派作品の合間にコメディ作品の本作を挟むべきだと提案した。

広末の友人や両親は皆、本作を見て「『面白かった』って送ってくれた」と高評価だったという。「かといって、長い感想とかはないんですけど(笑)。そういう作品です。深く掘り下げるほどのものでも…」と思わず口に出すと会場は爆笑。

■ ネガティブ発言に注意も

これまで行われた舞台挨拶の様子を見た映画会社の宣伝スタッフから、「ネガティブな発言が多いです。『お金が無い』とか『撮影がきつい』とか『寒い』とか。スマッシュヒットの舞台挨拶なので、明るく良いことを言ってください」と釘を刺されたと中井が明かし、「一生懸命みんなで考えたんです。無いんです。挙句の果てに広末さんに『語るほどのものでもない』って…」とダメ押しされたと話し、会場の笑いを誘った。

本作の魅力を問われた広末はさらに、「問題提起するわけでも、社会派なわけでもないけど、それがこの作品の良いところなんですよ。それなのに面白いって、ただ面白いって難しいことだと思っている」と熱弁。

最後に中井は「今日がこの映画の宣伝活動をさせて頂くのが最後になると思います。語るほどの映画ではありませんが(笑)、2回3回と見ていく毎に語るものが出てくる映画なんです。回を重ねるごとに中に入っている人間の機微だったりが浮き出てくる映画になっている。この際だから2、3回見てみてください」と自虐を交えて観客にアピールした。

、(ザテレビジョン)