3月20日(金)に最終回を迎えるドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)で主人公の救命救急医・松本照円役を務めた伊藤英明らが笑顔でクランクアップした。

伊藤が演じたのは、僧侶としての顔も持つ異色の救命救急医。今作は、僧侶でもあり医師でもあるという松本の奮闘を通して「生きることとは?そして、死ぬとは何か」を問いかけてきた。

僧侶を演じるのは今回が初めてだったという伊藤だが、丸坊主に袈裟を着た僧侶姿もすっかり定着。最後のシーンを撮り終え花束を受け取ると、約4カ月に及んだ撮影を振り返り、スタッフやキャストへの感謝を口にした。

今作で松本とたびたび衝突する心臓血管外科医・濱田達哉役のムロツヨシ、救命救急センターの医師で松本と切磋琢磨し合う女医・三宅涼子役の中谷美紀はともに1976年1月生まれで、1975年8月生まれの伊藤とは同学年。3人の共演は今回が初めてだったが、伊藤は手ごたえを感じたようで「許されるなら、この作品で出会えた同世代の3人組でまた作品に携われたら嬉しいです」と再共演を熱望していた。

そんな伊藤演じる松本とはぶつかるシーンも多かった濱田役・ムロもこの日、伊藤とともにクランクアップ。劇中ではライバルを演じた2人だが、撮了後はがっちりと肩を組み、笑顔で記念撮影。ムロは「今回の役は、いつにも増してやりがいのある役で楽しかったです(笑)」と笑顔を見せた。

■ 中谷美紀も撮了「『演じるって何だろう』の思いで…」

三宅涼子役・中谷は、“3人組”の伊藤&ムロよりも1日早く全シーンの撮影を終了。「“救うって何だろう”というセリフの中で、“演じるって何だろう”という思いで演じてきました。その思いを大事に今後も一つ一つの作品に向き合っていきたいと思います」と気を引き締めた。

また、新人救命救急医として奮闘する児嶋眞白を演じた松本穂香も、伊藤らと同日にクランクアップ。松本は「芝居は演じる“人”が出ます。皆さんから学んだことを今後も活かして、もっと人として成長していけるよう頑張ります」と、さらなる活躍を誓った。

“生”と“死”という重いテーマを扱いながらもコミカルなシーンでは笑いを届けた“ねんとな”チーム。最終回では、松本が“医師とは何か”“救うとは何か”という深い問いに向き合っていく。

■ 「病室で念仏を唱えないでください」最終回あらすじは…

通り魔事件が発生し、松本・吉田(谷恭輔)・田中(片寄涼太)・児嶋・長見(うらじぬの)ら救命救急センターの面々がドクターカーで現場に急行した。

心臓部を刺されてショック状態の被害者・木村敦子(菅井玲)の傍では、娘の尚(谷花音)が必死に母に呼び掛けていた。その近くで刃物を持った犯人の男がフラフラしており、自分の首筋に刃物を当てて自殺を図ろうとしていた。松本は咄嗟に犯人に駆け寄り止めようとするが、その際に転倒し…。

あおば台病院に敦子と犯人が搬送されそれぞれ緊急手術が行われた。二人とも命は助かったが、松本は尚から「なぜ犯人を助けるのか」と強く責められる。

一方、松本が父のように慕う憲次(泉谷しげる)が、自宅で倒れ搬送されて来た。がん治療に前向きに取り組んできた矢先のことだった。すでに、がんが転移して治験薬が効かなくなっていると聞いた松本は、意を決して自ら憲次に話をする覚悟を決める。医師とは何か、救うとは何かについて思い悩む松本に、三宅や濱田は…。

■ 主演・伊藤英明コメント

自分が座長として、どこまで出来るのかとの不安もあった中で、無事クランクアップを迎えることができて皆さまに感謝しています。許されるなら、この作品で出会えた最高の同世代3人組でまた作品に携われたらうれしいです。

最後に、「テセウスの船で、念仏を唱えつづくよどこまでも!」皆さんお疲れさまでした。

■ ムロツヨシ コメント

無事に終了することができました。ありがとうございました。今回の役は、いつにも増してやりがいのある役で楽しかったです(笑)。ネットなどに押されている昨今ですが、今後もテレビドラマは凄いと思われる作品に関わっていきたいです。

■ 松本穂香コメント

伊藤さん、中谷さん、ムロさんをはじめ、皆さんとお芝居ができてうれしかったです。芝居は難しいけど、芝居は演じる“人”が出ます。皆さんから学んだことを今後も活かして、もっと人として成長していけるよう頑張ります。

■ 中谷美紀コメント

とても温かいチームで、皆様眠れない日々にも関わらず不平不満を述べることなく、本当に明るく楽しい現場を作ってくださったこと、本当にありがとうございました。

そして、素晴らしい伊藤英明さんという主演に導かれて、皆様とご一緒できたことうれしく思っています。そして、私はいつも「救うって何だろう」というセリフの中で、「演じるって何だろう」という思いで演じてきました。その思いを大事に今後も一つ一つの作品に向き合っていきたいと思います。(ザテレビジョン)