世界各国の“ヤバい人”たちの食事を通して、世界の現実を見る「ハイパーハードボイルドグルメリポート」最新作が、4月1日(水)深夜0時12分から放送される。

テレビ東京が放つ異色のグルメ番組として、メディアがあまり立ち入らないディープなエリアに潜入し、マフィアやカルト集団、難民などに密着。そんな本作は、業界内外から熱狂的な支持を集め、出演する小籔千豊自身も「いろんな芸能人から『番組ファンです』って話しかけられます」と、反響を実感している様子。

今回は、フィリピンのスラム街で暮らす子供たちにスポットを当てる――

ゴミを埋め立ててできたその街は、“ハッピーランド”と呼ばれており、残飯を再調理した“パグパグ”が安価で売られている。ファーストフード店に残飯を集めに行くという少年少女らに同行することに。

楽しそうに歌を歌ったり、つまみ食いしたりしながら、夜通し残飯をかき集める姿を小籔は、眉間にシワを寄せて険しい表情で見つめる。だが一方、ハッピーランドの子供たちは笑顔を絶やさず、さらには「友達もいるし、ずっとここにいたい。幸せはここにあるんだ」と話すのだ。

VTRを受け小藪は重い口を開き、「僕たちは間違った幸せを求めているのかも。何が幸せか分からない…」とぽつり。

続いて、マニラ郊外のウリンガン地区で、ゴミを燃やして炭を作る“炭焼き村”を取材。村では、燃やす際に生じる有害物質により、その他の地域で暮らす人よりも早く命を落とすと言われている。

そんな中出会ったのは、幼い二人の弟を養うために働く14歳の少年。小さな体で大きな廃材を集め、「楽しい」と笑顔で黙々と仕事をこなす。そんな少年の様子に小籔は、驚きのあまり言葉が出ず、ただただ首を横に振っていた。無邪気な少年は、「日本でも炭作ってる?どうやっているんだろう?」と興味津々。そして、「日本に行ってみたいな〜ラーメン食べたい!」「将来はシェフになりたいんだ」と夢を明かすのだった。

小藪は、「(収録を通して)おかれている環境が、幸せか不幸かは自分のとらえ方次第なんやなと思いました」とコメント。厳しい表情で、「改めてこの番組は学ぶことが多い番組です。でも、答えが分からない番組でもあります。ずっと自分に問いかけてます」と語る。そして「これは忘れてはいけない光景。日本の子供らに見せるべき番組ですね。学校とかで見せて、作文書いた方がいいと思う」と声高に主張した。(ザテレビジョン)