BS12 トゥエルビではこの4月、同局の人気音楽トークバラエティー「ザ・カセットテープ・ミュージック」の初期放送回を続々と再放送する。

「音楽好きおじさんの解放区」を標榜し、ミュージシャン・芸人・俳優・コラムニストと多方面で活躍するマキタスポーツと、気鋭の音楽評論家スージー鈴木をMCに、金曜深夜2:00からの30分番組として2017年10月6日にスタートした同番組。

1980年代歌謡曲、ロックミュージックを中心に、名曲・ヒット曲の聴きどころや革新性から楽曲に秘められたコードの仕掛けまで縦横無尽にマキタ&スージーが語りつくす趣向で、徐々に人気を拡大。番組イベント開催を重ね、2018年には「第8回衛星放送協会オリジナル番組アワード」バラエティ番組部門最優秀賞受賞、2018年秋からはゴールデンタイム1時間枠での放送となった。

そんな出世番組の深夜放送時代の初期傑作回が、集中的に再放送される。

4月8日(水)夜8:30からは、まだカセットガールが登場しておらず、マキタスポーツ&スージー鈴木の二人だけで放送していた「第1回 A面に入れたいサザンの名曲」と「第2回 B面に入れたいサザンのツウな名曲」。

「サザンオールスターズ1978-1985」の著書があるスージー鈴木のセレクトで、サザンオールスターズの初期の名曲を特集しており、「A面」では、「C調言葉に御用心」「思い過ごしも恋のうち」「メロディ(Melody)」といったサザンのド定番曲を聴きながら、20代の若き桑田佳祐が作り出した、大衆性と実験性に満ちたメロディーについて語っていく。「勝手にシンドバッド」以前以後で変わった日本語ロックの世界、同曲がもたらした革命についての考察も楽しい。

第2回「B面」では、マニアックでありながらここまで聴くとサザンオールスターズがより楽しめる5曲を特集。「勝手にシンドバッド(Instrumental)」「よどみ萎え、枯れて舞え」「茅ケ崎に背を向けて」といったセレクトをしてのトークの進め方には、現在まで変わらないマニア性がすでに発揮されている。

「マキタスポーツ今日の一曲」として、マキタスポーツのギター弾き語りが聴けるのは初期の特徴だ。

今月末の4月29日(水)夜7:00‐9:30には、第3回から第7回までの5回分を連続放送。ラインアップは、「第3回 松田聖子の80年代名曲特集」「第4回 深淵なる井上陽水の名曲特集」「第5回 輝く!日本カセットテープ大賞」「第6回 80年代カセット紅白歌合戦」「第7回 新春・佐野元春スペシャル」。

BS12で30分時代の再放送が行われるのは貴重なチャンス。番組公式ツイッターでは、「カセットテープミュージックはここから始まった…!改めて見ると、初回からメジャーセブンスや野球の例えがたくさん出てきています。保存版にどうぞ!」と再放送をアピールし、録画をおすすめしている。(ザテレビジョン)