吉川晃司主演の5週連続特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に、田辺誠一が警部役で出演中。第3話が放送されるのを前に、田辺が見どころを語った。

同作は、吉川演じる白髪の名探偵・由利麟太郎が、ミステリー作家志望の青年・三津木俊助(志尊淳)とバディーを組み、数々の奇怪な難事件に挑む横溝正史原作のホラーミステリー。吉川と志尊の異色バディーと一緒に、難事件に挑む京都府警の等々力警部を田辺が演じている。

由利と等々力は、大学時代を共に京都で過ごし、同じ弓道部の仲間でもあった昔なじみ。等々力は、由利の鋭い洞察力と並外れた事件解決能力に一目置き、事件の捜査を依頼している。

■ 古い友人同士がタッグを組む

6月30日(火)放送の第3話「殺しのピンヒール」では、三津木(志尊)が殺人の容疑で逮捕されてしまい、その容疑を晴らすべく、由利(吉川)と等々力(田辺)が、久しぶりに緊急タッグを組む。1話や2話で見られた、吉川と志尊の“先生と助手”という軽快なやりとりは、いったん封印され、3話は吉川と田辺のタッグで展開される。古くからの友情で結ばれた同世代が魅せる一味違ったバディーに注目だ。

たい焼き好きのちょっと抜けている警部だが、実は事件の核心を突く切れ者。そんな等々力を演じる田辺が、3話の見どころを語った。

■ 田辺誠一インタビュー

――等々力警部はどういった人物でしょうか?演じるにあたり意識されたことがありましたら教えてください。

ドラマの中の役割としては、少しほっとした感じの存在なのですが、あまり“抜けてる風”に見えないように、決して切れ者ではないけれど、警察としての正義感を熱く持っている、真面目な感じが出せればと思っていました。

――等々力警部の好物は、たい焼きということですが、田辺さんの好物はなんでしょう?

ドーナツです。なんとなく、土曜日の夕方の味がします。

――撮影場所の京都滞在中の過ごし方や、印象的なことがありましたらお願いします。

撮影所の近くをふらふら歩いたり、電車やバスに乗って移動したり、なかなか味わえない時間を過ごしました。

――吉川さん、志尊さんの人柄が分かる、撮影中のエピソードがあれば、教えてください。

吉川さんは、台本上で納得できないところがあると、「ちゃんとふに落ちないと、自分にうそをつくことになる。それは顔に出ちゃうんだよ〜」と言われていて、本当に自分に素直に、真摯(しんし)に表現をしているんだと感じました。

志尊君は、あらゆる場面で僕らの芝居を心で受け、さらに、それに合わせてボールを返してくるので、すごく柔軟性と瞬発力、発想を持っているなあと思いました。

――3話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします。

志尊君演じる俊助がある事件に巻き込まれ身動きが取れなくなるので、由利と等々力が、タッグを組んで事件に立ち向かいます。ちょっと色っぽくて謎の多い事件に立ち向かう由利と等々力の姿、謎解きをお楽しみいただければ!

■ 3話あらすじ

仮装パーティーに出演したモデルの名越優美(村川絵梨)は、出番を終えて戻ってきたVIPブースで、サンプルと思われる香水の美しい小瓶を持ったピエロに遭遇。思わず手に取った優美だが、モデル仲間の白川珠喜(島居香奈)にその小瓶を取り上げられてしまう。その直後、優美に代わって香水を浴びた珠喜は突然、けいれんを起こし、倒れてしまう。

優美が慌てて助けを呼びに行くと、すれ違うようにやってきたのは俊助(志尊淳)。出版社の編集担当・山岸(木本武宏)に誘われパーティーに参加していた俊助は、偶然にも珠喜が履いていたピンヒールを拾い、持ち主を探していたのだ。そして、行きついたVIPブースで目から血を流して死んでいる珠喜を発見。俊助は殺人容疑で逮捕されてしまう。

一方、店の裏口では、モデル仲間・川瀬文乃(阿部純子)が、踊りながら歩き去るピエロを目撃していた。帰宅した優美は、パーティーで起きた惨劇を料理研究家志望の夫・恭介(浅利陽介)に話す。恭介はショックで打ちひしがれている妻をなぐさめようとするが…。

翌朝、等々力(田辺誠一)から俊助逮捕の知らせを受けた由利(吉川晃司)は、早速、珠喜を殺害した真犯人を捕まえるべく殺人現場へ。「久しぶりのタッグだ」とどこかうれし気な等々力と共に、犯人が残した痕跡を追っていく。一方、ピエロの目撃者である文乃の家には何者かが忍び寄っていた。(ザテレビジョン)