土曜ナイトドラマ「M 愛すべき人がいて」(毎週土曜夜11:15-0:05、テレビ朝日系)のスピンオフで、田中みな実が主演する「L 礼香の真実」(ABEMA)の第2話が配信中。田中はセリフごとにたくみに声色を変え、礼香のキャラクターの変貌ぶりを表現。元アナウンサーの実力をこれでもかと発揮している。

(※以下、「L 礼香の真実」1・2話のネタバレを含みます)

■ 「その後あゆむは…」礼香の豹変ぶりに驚愕

「L 礼香の真実」は「M 愛すべき人がいて」で異彩を放つキャラクター、“眼帯秘書”姫野礼香の人となりを綴っていくスピンオフ作品。1話あたり10分弱のショートエピソードで、1話から4話までがABEMAプレミアム会員限定で27日から配信されている。

1・2話では礼香が今の性格に至ったその根源を、小学生時代のエピソードで描く。

1話で学級委員のあゆむ(蒼井由奈)と同じ男の子を好きになってしまった礼香(加藤莉奈)は、あゆむから執拗なイジメを受けていた。だが、1話後半で“覚醒”。今度はイジメる側となって、あゆむをじわじわと苦しめていく。第2話では、スキャンダルを作り上げあゆむをカースト底辺へと追い込むエピソードが描かれた。

そうした小学生時代の“思い出”をバーでお気に入りのバーテンダー・茂樹(堀夏喜・FANTASTICS from EXILE TRIBE)に語って聞かせる礼香。田中は元アナウンサーの実力を生かし、猫なで声からドスの効いた声までさまざまな声色で礼香の感情を表現していく。その表現力の幅広さには目を見張る。

「クラスの写真週刊誌を作ることにしたの」と甲高い声で可愛らしく明かしたかと思えば、茂樹にその内容を尋ねられると途端に低い声で「しょうもないこと」と怪しく笑う。また、自分のイジメの結果も「その後あゆむは転校しましたあああ…あっはははは!」と満足げに語り、狂気に満ちた高笑いを響かせる。

■ 恐怖!「メモリー・オブ・マサ」に頬ずり

ひとしきり語った後、仕上げにマサ(三浦翔平)との思い出の写真を集めたアルバム「メモリー・オブ・マサ」を取り出し、頬ずり。狂気にじむその恍惚とした表情は、もはや疑うべくもなくプロの女優の顔だ。

脚本を担当する鈴木おさむ氏も、田中の魅力を「今までアナウンサーから始まり、色んな仕事をやって来たからこその客観力。自分がこうしてる方が面白く見えるだろうなと言う、客観力がズバ抜けています。自分のプロデユース力と言うか…すごいです」と絶賛する。

アナウンサー時代に培った技術も活かしつつ、礼香という難役を通して表現力に磨きをかける田中。そんな彼女が女優として著しく成長していく姿を味わうのも「L 礼香の真実」の見どころと言えそうだ。(ザテレビジョン)