6月28日、元SKE48メンバーの松村香織の結婚がネット上で報じられ、“松村香織”や“かおたん結婚”というキーワードがSNSでもトレンド入りするなど、注目を集めることとなった。

だが、松村の名前はアイドルファン、あるいはAKB48グループのファン以外にはあまり聞き覚えがないだろう。そこで、今回は松村香織がどんな人物なのか、SKE48時代の来歴を中心に紹介する。

■ SKE48に須田亜香里らと同期の3期生として加入

松村は2009年にSKE48の3期生オーディションに合格してグループに加入。グループ現役で残る同期は須田亜香里のみだが、卒業生では木崎ゆりあや秦佐和子らが同期に当たる。

2018年9月に行われたSKE48のコンサートイベントで卒業を発表し、2019年5月の名古屋・SKE48劇場での卒業公演をもって卒業。その前の2月には出身地・埼玉の大宮ソニックシティで自らの名を冠した卒業コンサートも開催されたのだが、そこに至るには他のメンバーとは違う松村ならではの道のりがあった。

■ Google+を使って“のしあがる”

2011年、Google+(※現在は個人向けサービスは終了)がスタートすると、AKB48グループのメンバーにアカウントが付与された。まだメンバー個人のYouTubeチャンネルはおろか、公式Twitterアカウントもなかった時代、いち早くGoogle+を活用したのが松村だった。

撮影した動画を「BBQ松村香織の今夜も1コメダ」と企画化して投稿した松村は、翌年の2012年に発売された「真夏のSounds good!」のカップリング曲「ぐぐたすの空」で“ぐぐたす選抜”(※「ぐぐたす」はGoogle+の愛称)にも選出。

松村のGoogle+の利用について、仲の良かった金子栞(卒業生)から「まっちゃんはぐぐたす使ってのしあがる」とも言われた。

さらに、同年6月の「第4回AKB48選抜総選挙」では34位で初ランクイン。9月に発売されたSKE48の「キスだって左利き」では初選抜入りを果たし、2013年10月には指原莉乃プロデュースでソロシングル「マツムラブ!」をインディーズレーベルから発売した。

だが、当時まだ研究生だった松村が正規メンバーに昇格するのはもっと先のこととなる。

■ “終身名誉研究生”の座に就く

「マツムラブ!」の発売から約半年前のこと、コンサート「変わらないこと。ずっと仲間なこと」初日のサプライズ発表として行われた“組閣”(※チーム間のメンバーシャッフル)にて、松村は“終身名誉研究生”となることが発表された。

加えて、2014年2月の「AKB48グループ 大組閣祭り」では、“AKB48グループ研究生会会長”に就任。卒業まで研究生のままかと思われた。

■ ついに正規メンバー昇格&選抜総選挙で選抜メンバーに

だが、松村は2014年の「第6回AKB48選抜総選挙」で選抜(16位以上)に肉薄する17位にランクイン。

そして、2015年3月のAKB48単独コンサート内で行われた「春の人事異動」にて、松村のSKE48 チームKII昇格が発表。これを受諾し、ついに正規メンバーとなった。

さらに、同年の「第7回AKB48選抜総選挙」では13位に。「ハロウィン・ナイト」の歌唱メンバーとなった。

そして、先に述べた通り2018年に卒業を発表し、2019年にグループを卒業。また、卒業発表の場となった“楽曲版総選挙”といえるイベント「SKE48 リクエストアワー セットリストベスト100 2018―」では、須田亜香里との2人ユニット曲「ここで一発」で1位を獲得した。

■ Twitterの投稿がきっかけで“クロ現”の取材を受けたことも

独自路線で歩んできたからこそ、SKE48加入前にメイド喫茶やキャバクラで働いていたことを折にふれて口にするなど、エピソードには事欠かない。

2012年にはGoogle+の投稿が発端でプロデュースのハヤシライスがAKB48カフェとSKE48カフェ(※現在は共に閉店)で発売されることになり、2017年にはTwitterでのファンの体臭について触れた投稿がきっかけで「クローズアップ現代+」(NHK総合)の取材を受けることに。

また、松村は出身地の埼玉・和光市の“和光市応援団長”を務めており、和光市のイベントでは協賛に「和光市応援団長SKE48松村香織ファン一同」の文字が見られることもあった。

SKE48卒業後は、芸能事務所には所属せずにフリーのタレントとして芸能活動をしている松村。結婚については自身のTwitterに動画を投稿してコメントしているほか、6月29日(月)発売の「東京スポーツ」、6月30日(火)発売の雑誌「BUBKA」(白夜書房)に記事が掲載されるという。(ザテレビジョン)