7月7日(火)にスタートするドラマ「私の家政夫ナギサさん」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系※初回は夜10:00-11:12)。

本作は、仕事一直線で頑張ってきた不器用なアラサー独身女性・相原メイ(多部未華子)が、おじさん家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋)を雇うことから始まるハートフルラブコメディー。

国内最大級の電子書籍サイト「コミックシーモア」発、四ツ原フリコ著のオリジナルコミック「家政夫のナギサさん」に、ドラマオリジナル要素が盛り込まれており、メイの仕事のライバルとなる田所優太役を瀬戸康史が務める。

また、メイが働く「天保山製薬横浜支店」のメンバーには、眞栄田郷敦、高橋メアリージュン、平山祐介、水澤紳吾、ハナコ・岡部大、若月佑美、富田靖子といった面々が名を連ねている。さらに、メイの母親・美登里役には草刈民代、妹・唯役には趣里が出演。

このたび、多部、大森、瀬戸がリモートでの取材会に出席。インタビュー前編では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で放送開始日が延期になり、今回無事に初回放送を迎える作品への思い、撮影現場での様子などを語ってもらった。

■ 「散らかってるなー」「やらなきゃなー」

――ご自身の役柄、役との共通点、また役作りへのこだわりがありましたら教えてください。

多部未華子:主人公の相原メイを演じさせていただいております。製薬会社のMR(医薬情報担当者)として勤めている、一生懸命な女の子の役で、家事はできないんですけど、ものすごくお仕事のできる子です。

共通点っていうのは、あまり意識したことがないんですけど、共感できるところはすごくあって、仕事が忙しいと家事がおろそかになっちゃうところとか、「家事をしよう!」って頑張り過ぎると、細かいところまでやろうとして結局何も手に付かなくなっちゃうところとか、そういう1つ1つのことが共感できるなぁ…と思いながら演じています。

大森南朋:役柄は、鴫野ナギサさんという“スーパー家政夫さん”といいますか、すごく仕事のできる家政夫さんを演じさせていただいております。

非常に優しくて、すてきな人というか、人のことを考えて、人のために生きようと頑張っている方だと思います。自分との共通点って言うと、なかなか難しいんですけど、基本的に「真面目」って部分が似ているのかも知れないですね。

瀬戸康史:田所優太というメイさんのライバル製薬会社のエースを演じています。仕事もできて、性格も良いというパーフェクトな人という描かれ方をしていますね。

僕も共通点と言われると難しいんですけど、彼は(営業)成績や売り上げより、病院のこととか、病院に来られる患者さんのことに重きを置いて仕事している人。メイとの接し方においても、優しくて、真面目で裏がないような人柄が出るように意識しています。

■ もし、“スーパー家政夫”がいたら

――もし、ナギサさんのような“スーパー家政夫”がいたら、お願いしたい家事はありますか?

多部:あります!!!!

大森:積極的に来たね(笑)。

多部:窓拭きを最近やってほしいなって思いました。窓拭きって難しくないですか? 水滴が残っちゃうと「くそー!」ってなるし、ワイパーみたいなのでやってもうまくきれない時とか。

大森:たしかに水あかみたいなのが残っちゃって難しいよね。でも、なんかやり方があるんだよね。調べたことあるんだけど、新聞紙がいいって知ってました?

多部:あぁ! でも、なんか聞いたことあるかも!

大森:あれ? こんな雑談形式でいいんですか?(笑)

一同:(笑)。

大森:(笑)。なんかね、最後に新聞で拭くと新聞のインクがガラスの表面にコーティングされていいらしいですよ。

多部:へぇ! すごい!

大森:でも今どき、新聞ってないよね? (掃除する時)いつも新聞足りなくなっちゃうんだよね。以上です。

一同:(笑)。

大森:リモート取材って初めてだから、どこで終わればいいのか分からないから一応「以上です」って(笑)。

――大森さんはご自身も家事が得意ということですね。

大森:いい発言しちゃった(笑)。でも、家政夫さんいたら、僕ら撮影でスケジュールっていうか、出勤する時間もまちまちだし、食べ物も偏るじゃないですか、なのでどの時間でも自分に合ったお弁当をちゃんと作ってくれるっていうのがあったらいただきたいですね。

――瀬戸さんもお掃除が得意ということですが、いかがですか?

瀬戸:得意っていうか好きですね。僕は、朝早くに家を出て、夜帰ってくるっていう生活だと洗濯をする時間を見つけるのが難しかったり、こういういつ雨が降るか分からない梅雨の時期は家政夫さんがいてくださると、すぐに取り込んでくださったりとか、いない日中の間に洗濯してくださったりするので、そういう意味でいてほしいですね。

――ちなみに、皆さんは自分の部屋が片付いていなくても平気ですか?

瀬戸:気になります!

大森:僕もわりと気になります。

多部:気になりません(笑)。「散らかってるなー」「やらなきゃなー」とは思いますけど(笑)。

一同:(笑)。

大森:たまにギュッってやるタイプ?

多部:一気にやるタイプですね。なので、本当にメイちゃんの気持ちが分かるんですけど、片づけたいって思うと、全部出して空にしてから棚に入れたりとか、やたら時間がかかっちゃうんですよね。それがいけないなと思うんですけど。

■ 私は初心者なんですけど…

――撮影などで忙しい生活の中、皆さんにとっての癒やしになるものはありますか?

大森:(多部に向かって)ドラマじゃないですか?

多部:そうですね。最近、Netflixにハマって。

大森:そういう連続ドラマのトークで、現場でね。

多部:そう。現場で結構盛り上がって、大森さんも趣里ちゃんもすごく見る人で、私は初心者なんですけど。

(今回、撮影が)空いたから手を付け始めて、「面白いドラマいっぱいあるんだー」っていうので、大森さんと趣里ちゃんに聞いて、昨日から大森さんがお薦めしてくださったドラマを見始めました。そういうので癒やされています。次の日早いので、1日1話って決めて。

大森:よくあのスケジュールの中で見るな…とは思う(笑)。

多部:(笑)。

――大森さんもドラマですか?

大森:そうですね、僕もドラマ見たり、映画見たり基本的に変わらないですけど、今は子どもができたので、赤ちゃん見ていると何物にも代えがたい癒やしがありますよね。

――瀬戸さんはいかがですか?

瀬戸:僕は癒やしかどうか分からないですけど、リセットできる時間っていうと映画ですね。

――お二人の似顔絵を描いたりとかはいかがですか?

瀬戸:似顔絵ですか(笑)。

大森:どんな絵を描くんですか?

瀬戸:えっと…どんな絵って言ったらいいんだろう?キャラクターっぽい?

多部:一回、Tシャツにデザインしたのあったよね? あの時は少女漫画みたいな絵を描いてましたよ。

瀬戸:少女漫画は違う…(笑)。

多部:違う?(笑) その時は、自分が描いた絵をTシャツにデザインしたのを着ていて、めちゃくちゃかわいい絵を描くんだなーっていう印象です。

大森:じゃあ、もう今回の「わたナギTシャツ」…。

多部:あぁ! デザインしてくださいよぉ!

大森:現場で配ったりするやつ…。制作費はたぶんTBSさん(笑)。

瀬戸:でも、元々原作があるじゃないですか。

大森:そっか、でも僕らに寄せて描いてもらったり…。

瀬戸:トライしてみます!

■ すっごいおじさんなんですよ(笑)

――第1話の中で皆さんのお気に入りのシーンや、印象的なエピソードがありましたら教えてください。

瀬戸:1話ね…、(撮影したの)だいぶ前だもんね。でも、メイとナギサさんのシーンは僕、好きですね。

ナギサさんはとてもかわいらしいですし、メイみたいな完璧じゃない女の子って、男性として助けてあげたくなるし、手を差しのべて支えてあげたくなるっていう男性の本能みたいなのをくすぐるんですよね。そんな2人の掛け合いとか見てほっこりしましたね。以上です(笑)。

多部:私は、1話を見て思ったのは、大森さんって普段現場でおしゃべりしたり、こういう機会で会ったりすると全然おじさんって感じしないんですけど、すっごいおじさんなんですよ(笑)。

一同:(笑)。

多部:いや、ナギサさんがすっごいおじさんに見えるのが「すごいなー」って思って。すごくおじさんなんですよ(笑)。

大森:本質的におじさんなんですよ。若作りしてるからさ。

多部:でも、普段現場で話していても全然そんなふうに見えないのに、出来上がったのを見たら、めちゃくちゃ(おじさん)。

大森:それは、多部ちゃんが「おじさんおじさん」言うからじゃない(笑)。

多部:それが良いなって、ギャップですね。

大森:でも、1話は本当にテンポ感も良くて、すごく楽しめて。自分たちが出ているから「すごく面白かったです」っていうのもどうかと思うんですけど、いろんなことが起きているこういうご時世の中、ポップでね。

■ 役割分担ですね(笑)

――ちなみにナギサさんはエプロンがすごくお似合いで、ポスター撮影でも着用されていましたが、いかがでしたか?

大森:普段しないですからね。自分的にも新鮮な気持ちで、(エプロンを着けると)やる気が出るというか、スイッチが入るというか、エプロンに助けられています。

――多部さんはMRとして、すてきな衣装を着ていますがいかがですか?

瀬戸:かわいらしいですよね。

多部:本当のMRの方が見たら多分「こんなの着て行かないよ」って言われると思うんですけど、そこはドラマなので(笑)。衣装さんがすごくこだわってくれていますね。

絶対まねできないっていうわけじゃなくて、でも、「普段だったらあまりそういう発想にならないよね」みたいな、ギリギリの境界線を攻めようっていうのを心掛けていて、そこに細かい工夫とかがされているので見てほしいですね。

――瀬戸さんは“ハイスペック男子”という役どころですが、いかがですか?

瀬戸:ハードルが高いですよね(苦笑)。でも、(1話は)まだ謎じゃないですか。「本当は裏があるんじゃないか」って思う方もいるかも知れない。

やり過ぎるとバカっぽくなりかねないし、あざと過ぎるっていうのもちょっと違うし、本当に難しいですね。

――瀬戸さんは(このドラマの中で)“キュンキュン担当”でしたっけ?

瀬戸:一応“キュンキュン担当”なんですけど、僕はナギサさんの方が“キュンキュン担当”になるんじゃないかと。

大森:でも、狙ってる層が違うから(笑)。

多部:(笑)。

瀬戸:役割分担ですね(笑)。(ザテレビジョン)