2018年放送のヒットドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)が映画化。ドラマ同様、卑怯だけどケンカは強い金髪の三橋貴志を賀来賢人、三橋の相棒でツンツン頭の伊藤真司には伊藤健太郎が演じ、スクリーンで大暴れする。

連載3回目の今回は、赤坂理子演じる清野菜名に直撃! 三橋のことが好きだけど素直になれず、顔を合わすとケンカばかりしている理子のキャラクターについてやアクションシーンについて聞きました。

■ また同じメンバーでやれると分かったときはうれしかったです

――映画化と聞いたときの気持ちから教えてください。

ドラマのときから絶対映画にしたいと思っていたんですよ。もうそれは出演者のみんなで撮影中から“この作品で売れよう”と口にするくらい、かなり気合いが入っていて(笑)。なので、また同じメンバーでやれると分かったときはうれしかったです。

――ドラマ版から2年経っていましたが、すぐに理子になれましたか?

クランクインは三ちゃん(三橋)と伊藤くんの3人での通学シーンだったのですが、思った以上に自然と理子になれましたね。今思うと、常に自分の中に理子がいたのかも。そしてまたこの世界に戻ってきたうれしさと三ちゃんとわちゃわちゃできるワクワクですごく幸せな気持ちになりました。撮影の合間は、ドラマのときはこうだったよね〜みたいな思い出話をたくさんして楽しかったです。

――理子を演じるにあたり気をつけている点はありますか?

ドラマ版の撮影に入る前に原作漫画を読んだのですが、漫画と実写の理子は少し違うと感じました。漫画ではどんどんツッコんでいくイメージがありますが、ドラマ版はその辺りが丸くなっているというか…。正義感があるところは変わらず、それにプラスして絶対的なヒロイン感を出したいと思い演じました。自分の中で聖子ちゃんのような揺るぎのないヒロイン像というか…。それを常に大切にしていました。

――それは福田雄一監督と話をして決めたのですか?

いやこれはドラマ版のころから勝手に自分で意識していました。そして今回はとくに福田監督からはこうして欲しいということはなかったです。ドラマでご一緒して信頼してくださったのかな?と受け取り、自信を持って演技することができました。

■ 何回練習してもできているのかな?という不安がありました

――理子を演じる上で忘れてはいけないのがアクションシーンですが…。

“今日俺”のアクションは普段のアクションとはまた違って、相手の力を利用して関節を決めていくため、手数もかなり細かくて早いんですよ。なので身につくまでが結構大変で…。特に映画版はそこがまたパワーアップし、高度な技がたくさん入っていて、本番に間に合うのかかなり焦りました。今回はせりふよりもアクションの方が上手くできるかドキドキでしたね(笑)。撮影本番の日まではなんかずっと落ち着かなくて、何回練習してもできているのかな?という不安がありました。

――山本舞香さん演じるスケバンの涼子との対決も映画ならではですね。

涼子は剣道で理子は素手という対照的なアクションを披露しています。舞香ちゃんが思いっきり竹刀を振ってくるんですが、私はそれを細かくいなしていく…。剣道の軌道を利用して巻き込んで倒したりするのは、あまり見たことのない動きなので面白いと思います。やっていてもすごく楽しかったです。

――伊藤を始めとした不良つっぱりが一堂に会する大乱闘シーンにも理子は参加していますね。

なぜか私がいるんですよ(笑)。最初は「なんでここにいるんだろう?」と疑問がありましたが、男性チームの気迫がすごくてそれどころじゃなく、「負けてられない!」という思いでいっぱいになりました。ちなみに台本を読んでいても、このシーンだけはスケールが大きすぎて全く想像できなかったんですよ。それで、現場にいったら100人以上いて、みんなが一斉に戦う…。もう圧巻でした。ぜひ、皆さんに注目して見てもらいたいです。

――ちなみにアクションが多い現場ですが、撮影前のカラダ作りとかはされたのですか?

アクションのためというのはないのですが、高校生の役なので、高校生独特のふっくら感を出したくて、ご飯をたくさん食べていました。そしたら逆に制服がきつくなってしまって(笑)。もうそこからご飯を控えたりしました。

――最後に映画の見どころと、理子になって読者が劇場に来たくなるようなひと言をいただけますか?

ドラマよりもさらにパワーアップした姿を見て欲しいです。仲間と友情、青春、そして大乱闘までもう盛りだくさん! どこを切り取ってもずっと楽しいです。(急に理子になって)もう、映画を見に来ないと、怒っちゃうからね! フンっ!!(ザテレビジョン・取材・文=玉置晴子)