韓国で行われている世界的アイドルグループ・BTSらの“弟分”育成プロジェクト「I-LAND」(ABEMA SPECIALで毎週金曜夜11:00〜放送)のエピソード6(「パート1」最終回)が7月31日に放送・配信開始され、「パート2」に進出する6人が決定した。

一方で降格者6人も決定。その中には、ボーカル面で<I-LAND>を引っ張ってきたメンバーも…。波乱含みの展開で区切りを迎え、Twitterでは関連ワードが世界トレンド入りするなど大きな話題を集めている。(以下、エピソード6までのネタバレがあります)

■ 最終パフォーマンスで明暗分かれる

「I-LAND」は、人気K-POPグループ・BTS、TOMORROW X TOGETHER(TXT)らが所属するビッグ・ヒット・エンタテインメントと、『PRODUCE』シリーズを企画したCJ ENMがタッグを組んで制作するサバイバル・オーディション番組。

世界中からオーディションで集められた志願者が、テストの結果によって超ハイテクなアイドル養成施設<I-LAND>と殺風景な練習ルーム<グラウンド>に分かれ、デビューを目指す。

最終テストでは、“アイランダー(I-LANDメンバー)”12人による最終パフォーマンスが行われ、6人のアイランダーの「パート2」進出が決まった。6人は8月14日(金)から放送されるパート2に進出する。進出者は以下の通り。

■ ケイ:2つめのテスト「FIRE」で飛躍

「パート1」最終テスト「I&credible」でセンターを務めたケイ(K)は、風邪をひいて体調が悪い中で本番に臨み、「ファルセットが出ていなかったし声も出ていなかった」と審査員から低評価を受けながらも降格を免れた。

ケイは日本出身で、メンバー23人中最年長の22歳。陸上で鍛えた強い下半身が生むダイナミックなダンスパフォーマンスと、豊かな表情が持ち味だ。2つめのテスト「FIRE」ではダンスの見せ場の多い2番を務め、チャーミングなスマイルで審査員の面々からも「(センターの)ヒスンよりよかった」と絶賛されたほど。

勢いに乗って3つめのテストではダンス代表のセンターを務め、審査員からも「ケイがいいね」(プロデューサー・RAIN)など高評価を受けた。入場以来一度もグラウンドに降格することなくパート2進出を決めた。

■ ジョンウォン:ZICOの厳しい指摘で奮起

「I&credible」2番を務めたヤン・ジョンウォン(JUNGWON)も、一度も降格することなくパート2進出となった。

16歳ながら安定した歌唱力とキレのいいダンスを武器に、「Into the I-LAND」3番、「FIRE」3番、「対決テスト」ダンス代表、「I&credible」2番と重要なパートを任されしっかりと責任を果たしてきた。「I&credible」では中間チェックでプロデューサーのZICOから「ジョンウォンは今5番だけど、それにふさわしい強い印象を与えていない気がする」「5番はもう少しカリスマのある人がやった方がいい」と厳しい指摘を受け、悩んだのち奮起。自ら決断して担当パートを2番に変え、最高点となる83点を獲得した。

■ ソンフン:美しい回転ジャンプでオリジナリティー発揮

元フィギュアスケーターの17歳、パク・ソンフン(SUNGHOON)も降格を経験せず「パート2」に進出した。

「Into the I-LAND」7番、「FIRE」9番と序盤は見せ場の少ないパートが多かったが、「対決テスト」では急きょ抜擢され、ジェイ(JAY)に代わってダンス代表としてパフォーマンス。ほかのメンバーとは毛色の違うフィギュアスケート仕込みの優雅な回転ジャンプで審査員を魅了した。

「対決テスト」で代表を務めた経験がソンフンに自信を与えたのか、3番を務めた「I&credible」では表情にも見違えるほど余裕が浮かび、審査員からも81点という高得点を獲得した。

■ ヒスン:「FIRE」で圧倒的カリスマ性を発揮

もう一人、降格の経験なく「パート2」進出を決めたのが、アイランダーたちから“エース”と認められる18歳のイ・ヒスン(HEESEUNG)。TXTの結成前にメンバーたちと共に練習していたといい、<I-LAND>のデビュー筆頭候補でもある。

「Into the I-LAND」ではセンターに指名されたが練習の進め方でメンバーと衝突、最終的に見せ場の少ない10番を担った。だがその後の「FIRE」ではセンターを務め、圧倒的なカリスマ性を発揮。「対決テスト」ではボーカル代表として<I-LAND>チームの勝利に貢献し、「I&credible」では“カリスマ性が必要”な5番を務めた。当初は「チームよりも個人の技量を高めたい」という思いを持つ傾向があったが、4つのテストを通じてチームを引っ張るリーダーとしても成長を遂げた。

■ ジェイ:降格バネに人間的にも大きく成長

韓国とアメリカにルーツを持つ18歳・ジェイ(JAY)も「パート2」進出を決めた。

ステージ映えするルックスと華を持つ一方で、歌唱力の弱さが露呈し「Into the I-LAND」のテスト後にアイランダー投票で降格。「FIRE」テストでは<グラウンド>チームのセンターを務め、気迫あるパフォーマンスで審査員を圧倒し、<I-LAND>に復帰した。

<グラウンド>ではチームの意見をまとめる役割を担い、再昇格後の「I&credible」テストでは自分に代わってダンス代表チーム入りしたソンフンに誰よりも大きな声援を送るなど、人間的にも大きく成長した。

■ ジェイク:マイク落とす大失敗から急成長

韓国/オーストラリア出身の17歳・ジェイク(JAKE)も、降格の経験を経て「パート2」に進出した。

公開オーディションで500倍の倍率をくぐり抜け<I-LAND>候補生に選ばれた逸材だが、<I-LAND>入場後しばらくは本領を発揮できずにいた。「Into the I-LAND」テストではパフォーマンス中にマイクを落としてしまうアクシデントに見舞われ、冷静に対応したものの、たった1フレーズの見せ場を生かすことができず降格。

だが<グラウンド>で「FIRE」テストに参加し、気迫のパフォーマンスを見せたのちに再昇格。「I&credible」では別人のように安定したパフォーマンスを見せ、BTSの振付師ソン・ソンドゥク氏に「やるべきことをすべてこなしていた」と高く評価された。

残留を決めた6人はグローバル投票の候補から外れ、<I-LAND>で「パート2」の準備に入った。

■ ゴヌ&セオン、初の<I-LAND>降格

一方で、6人のアイランダーが降格となった。

今回は初めて、全員分の審査員評価点が本人たちに公開された。アイランダー自身の投票で降格となったのは、12番パートを務め審査員評価64点だったチョ・ギョンミン(KYUNGMIN)、11番パートで65点だったイ・ヨンビン(YOUNGBIN)、10番パートで63点だったチョン・ジェボム(JAEBEOM)。それぞれ11票、11票、10票と、本人を除いたアイランダー11人の票のうちほとんどがこの3人に集中する結果となった。

プロデューサー・ディレクター (審査員)陣による選択で降格となったのは、9番パートを担い66点だったピョン・ウィジュ(EJ)、7番パートで65点だったチェ・セオン(SEON)、そして、4番パートを受け持ちながら12人中最低となる60点の評価を受けてしまったイ・ゴヌ(GEONU)。セオンとゴヌは第1回で<I-LAND>に入場して以来、初めての<グラウンド>行きとなった。

■ ゴヌ奮起!気迫パフォーマンスで世界トレンド入り

候補者23人中、随一の歌唱力を持つゴヌ。

4つのテストすべてでボーカル面の見せ場を担い、「対決テスト」ではボーカル代表も務めた。現在19歳。デビューの夢を叶えるため、高校を中退してひたすらトレーニングの日々を送ってきた。高卒認定資格も取得する努力家でもある。

「I&credible」では4番を務めたが、歌がうまいのはもはや想定内。表情面でのアピールが弱かったことが審査員評価を下げた。「ゴヌ君が下手だったわけではありません。ほかのメンバーと比べた時にもっと期待できる子たちがいました」(ソンドゥク氏)の指摘で、降格が決まった。

だが、<グラウンド>の面々と合流したゴヌはすぐに切り替え、前を向いた。グラウンダー16人で「I&credible」をパフォーマンスすることが決まると、「自分の力量をみんなに見せたい」と、真っ先にセンターに立候補。パート決めのため一人ずつみんなの前でパフォーマンスした際には、あふれる気迫で周囲を圧倒。メインのパッセージを踊り終わったとたん倒れ込むほどの熱意を見せ、みずからアピールチャンスを勝ち取った。

ドラマティックな展開を見せたエピソード6は、世界で大きな注目を集めた。放送直後には今回も「ILAND_EP6」が世界トレンドトップ5入り。降格の悔しさをバネに気迫のパフォーマンスを見せたゴヌの英語表記「Geonu」が世界トレンドトップ20に食い込んだ。また、番組のエンディングでは、候補者のひとりキム・ユンウォン(YOONWON)が健康上の理由でプロジェクトをリタイアしたことが報告された。

グラウンダーたちの運命が決まるグローバル投票は8月2日に終了した。8月7日(金)夜11時からは『【日韓同時・独占放送】I-LAND SPECIAL 〜新たな始まり〜』と題した特別編が放送される。

そして、注目の『I-LAND』PART2は、8月14日(金)夜11時から「ABEMA」で放送。「エピソード6」ラストには「BTS 08.14」という告知画面が登場し、ファンの中では「ついにBTSが出演!?」「待ってました!!」「早くバンタンに会いたい」と早くも期待が高まっている。

■ 投票時時点での<グラウンド>16人

※投票状況は7月25日から7月31日までの中間発表

キム・ソヌ(SUNOO・16)キュートなルックスで人気が高い。国別投票数では「韓国」票1位

ダニエル(DANIEL・14)最年少。アメリカにルーツを持ち、「アメリカ」票1位

ハンビン(HANBIN・22)ベトナム出身でカバーダンスチームのメンバー。「ベトナム」票1位

チョ・ギョンミン(15)韓国出身。「I&credible」後にアイランダー投票で降格

イ・ゴヌ(19)韓国出身。歌唱力は23人中トップクラス。「I&credible」後に審査員選択で降格

ピョン・ウィジュ(17)韓国出身。元フェンシング選手。「I&credible」後に審査員選択で降格

タキ(TA-KI・15)日本出身。「Into the I-LAND」後に降格後昇格し、「FIRE」後に再び降格

チュ・ジミン(JIMIN・18)韓国出身。入場テストでアウト判定を受け、<I-LAND>入場経験なし

チョン・ジェボム(19)「Into the I-LAND」後に昇格し、「I&credible」後にアイランダー投票で降格

ニコラス(NICHOLAS・17)台湾出身。台湾の芸術高校に在学。「対決テスト」では<グラウンド>のダンス代表を務めた

キム・テヨン(TAEYONG・15)韓国出身。韓国では子役俳優として活躍してきた。「FIRE」テスト後に降格

チェ・ジェホ(JAEHO・19)韓国出身。<I-LAND>入場経験なし。「対決テスト」では<グラウンド>のダンス代表を務めた

チェ・セオン(20)韓国出身。<I-LAND>ではメンバーのよき相談役だったが、パフォーマンスでアピールできず降格

イ・ヨンビン(18)韓国出身。バスケットボール経験あり。「I&credible」後にアイランダー投票で降格

ニキ(NI-KI・14)日本出身で、ダンスの実力は23人中トップクラス。「日本」票1位。

ノ・ソンチョル(SUNGCHUL・16)韓国出身で、サッカー経験あり。初回で定員にもれて以降、<I-LAND>に復帰できていない(ザテレビジョン)