8月13日(木)に放送される特集番組「#あちこちのすずさん〜教えてください あなたの戦争〜」(夜10:00-11:13、NHK総合)内で放送されるアニメのナレーションを、のん、細谷佳正、尾身美詞が担当することが分かった。

同番組は、映画「この世界の片隅に」(2016年)の主人公・すずのように戦時中でも毎日を懸命に暮らしていた人々を探し、ハッシュタグでつなげていくというキャンペーン「#あちこちのすずさん」の特集番組。

キャンペーンでは、祖父母や家族から、戦争中の“食べ物”“オシャレ”“恋の話”などの思い出を聞いた10〜30代の若者からエピソードを集めてきた。

番組では、キャンペーンを通して集まった「お弁当の思い出」「空襲の下の青春」などのエピソードをアニメにして紹介。

アニメのナレーションとして、「この世界の片隅に」ですずの声を演じたのん、夫・周作役の細谷、義理の姉・径子役の尾身が登場する。

また、特番には2019年に引き続き、映画監督の片渕須直、Hey! Say! JUMPの八乙女光と伊野尾慧、そして千原ジュニアが出演する。

以下、のん&尾身美詞のコメントを紹介する。

■ のんコメント

私は、すずさんを演じさせていただくまで戦時下にあった日本の状況を、違う世界のお話のように感じていました。

映画やドラマなどでは触れたことはある。頭では本当にあったことだと分かっていながら、実感が湧かなかった。けれど、このあちこちのすずさんでは、当時を生きていた方たちのうれしい日常やお茶目な風景をのぞかせてくれる。

おしゃれをしたり恋をしたりロマンチックな思い出を見せてくれる。そういう、日常を楽しくさせる気持ちは今を生きる私たちと同じ。その気持ちに共感して、私の中であちこちのすずさんがリアルに動き出しました。

直接会ったことはないけれど、私たちとあちこちのすずさんはつながっている。途端に愛情が湧いて思い入れができると、戦争があったことが心の奥深くにズシンと重く落ちてきました。

自分の今いる日本で起きたことなのだと心で感じられたことで、やっと目を背けずに考えられるようになりました。あちこちのすずさんたちの思い出を、大切に読ませていただきたいと思います。

■ 尾身美詞コメント

私が担当したのは、75年前にも私と同じように宝塚歌劇団という夢に向かい、人生への希望を持っていた女の子がいたけれど、空襲の1日で全て変わってしまったお話です。

何かを失って、何かを得る。苦しい出来事でも、言葉では表現できないような巡り合わせにつながっていく姿に人生の不思議さを感じました。

戦争で犠牲になった人たちの後ろには、一つ一つの人生があったことを感じながら、8月を過ごしていただければうれしいです。自分たちと何ら変わらない一人の人間が歩んでこられた75年の日々を想像してみてください。(ザテレビジョン)