2021年秋に全国ロードショーされる映画「総理の夫」で、田中圭、中谷美紀がダブル主演を務めることが分かった。原田マハの20万部超えのベストセラー小説「総理の夫 First Gentleman」を原作とした同映画で、“総理の夫”を演じる田中は「日本初のファーストジェントルマンになりました相馬日和です。何もしない主人公といいますか、巻き込まれ型の最たるものです。皆さんに愛される映画になったと思いますので、公開を楽しみにしていてください!」とコメントを寄せた。

同作の舞台は、すぐそこまで来ている近い将来の日本。42歳、史上最年少にして史上初の女性総理が誕生したことから始まる物語だ。

鳥類学者である彼女の夫は、ある日突然総理となった妻を微力ながら支えようとするものの、史上初のファーストジェントルマンとして自らも担ぎ上げられてしまい順風満帆だった夫婦生活は結婚10年目にして激変。「政界」という未知過ぎる世界で奮闘するさまを描くエンターテインメント作品だ。

田中は総理となった妻の部下から監視され、メディアに追い回され、日本中から熱視線を浴び、最愛の妻と溺愛する鳥たちと過ごす時間もままならない“毎日が大騒動”の夫を演じる。

そして、主演映画としては5年ぶり、結婚後初の主演映画となる中谷が、もう1人の主人公である史上初の女性総理を体現する。

2人を軸に、登場人物たちの強いキャラクター像を引き出す演出に定評のある河合勇人監督が、取材に裏づけされた政界の確固たる世界観の中でユーモラスに物語を描いていく。

なお、同映画は2020年9月にクランクインし、すでに撮了している。

■ 田中圭(相馬日和役)コメント

皆様初めまして、こんにちは!!

日本初のファーストジェントルマンになりました相馬日和です。何もしない主人公といいますか、巻き込まれ型の最たるものです。

最愛の妻が総理になったことで生活が激変し、突然変わる人間関係や、立場。ただの鳥オタクだった僕が、政治という慣れない分野へ参入。そこで生まれる様々な珍事件や人間ドラマを、中谷美紀さん演じるカッコよくて美しい自慢の凛子と二人三脚で頑張りました。

個性豊かな癖の強い登場人物達に翻弄され、心温まるストーリーに胸打たれました。

笑って泣けて、見てくださった皆様に元気になっていただけるヒューマンコメディーです。

河合監督とは初めましてでしたが、とても優しかったです。常に麦わら帽子をかぶっていらっしゃいました。

スタッフは日本映画を代表するような皆様で、毎日が刺激的でした。

日本の未来を明るく輝かせるために一生懸命選挙カーにも乗りました。

皆さんに愛される映画になったと思いますので、公開を楽しみにしていてください!

劇場でお会いできるのを楽しみにしております!!

■ 中谷美紀(相馬凛子役)コメント

世界各国にて女性首相が誕生する一方で、この日本で女性総理が誕生する日が訪れるのは、はるか遠い未来のようにも思えます。

恐らく原作者の原田マハさんが、現状への悲観と、万が一訪れるかもしれない未来へのかすかな希望をこめて書かれた物語の中で、田中圭さんがコミカルかつ愛らしく演じて下さった夫日和と共に、日本初の女性総理、相馬凛子として生きることがかないました。

例え夢物語だとしても、ひとりの女性が、身体的、精神的、社会的ジェンダーに囚われることなくリーダーシップを発揮し、国民に奉仕する姿を、時に笑い、時に涙しながら演じた日々はとても幸せでした。

女性総理とその夫の物語ではありますが、これは全ての働く女性と、そのパートナーの生き方についての物語です。

気負わず、楽しんでご覧いただける作品になっていると思いますのでぜひ劇場にてご覧くださいませ。

■ 河合勇人コメント

ようやく世の中に活気が戻って来た今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

コロナの影響が続く中、まだまだ大変な思いをしていらっしゃる方も多いと思います。そんな中、少しでも多くの方に元気を届けられたらという思いで映画「総理の夫」をお届けします。

本作品は、シリアスな政治社会ドラマというよりは妻がたまたま日本の総理になってしまった男が、さまざまなトラブルに巻き込まれるラブコメディーであり、夫婦が絆を取り戻すヒューマンドラマです。

主人公演じる田中圭さんは初めてご一緒するのですが、全く気負うことなく自然体で演じてくださり、まるであてがきされたのではないかと思うくらいです。

日本初のファーストジェントルマンという役柄にこの上ない魅力を与えてくれました。

対する、日本初の女性総理を演じてくれた中谷美紀さんとは20年ぶりの再会。相変わらずお美しいのは言うまでもなく、スタッフはじめ各方面にきめ細かな気配りをしてくださるなど、日本初の女性総理は、かくやと思わせるすてきな方でした。

そして原田マハさんの原作からは、さまざまなイメージが掻き立てられ、湧き出るアイデアを抑えるのが大変でした。

■ 原田マハ コメント

なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか?それをフィクションで覆してみたかった。

凛子は私の理想そのもので、彼女を支える夫・日和は何があっても妻を信じ、陰ながら守り抜く。本作は政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語である。

日和役の田中圭さんはおちゃめで真っすぐな役柄にぴったり。凛子役の中谷美紀さんは書きながらイメージしていたのでとてもうれしい。(ザテレビジョン)