英メディアが振り返る10年前

和製メッシと呼ばれる選手といえば、やはりマジョルカでプレイする日本代表MF久保建英が思い浮かぶ。久保の場合はバルセロナのカンテラ(下部組織)出身者であること、レフティーであることなどからメッシと比較されやすい。

しかし、過去には同じように和製メッシなどと呼ばれて注目を集めた存在がいた。メッシとタイプが似ているわけではないのだが、英『GIVE ME SPORT』がそう呼ばれた時期があったと紹介したのはドイツ2部のザンクトパウリでプレイするFW宮市亮だ。

同メディアは2003年以降アーセナルが冬の移籍市場で獲得した選手たちをまとめて紹介しているのだが、宮市も2010年の冬にアーセナルと契約を結んでいる。当時の宮市は日本人選手とは思えぬ圧倒的なスピードを持っていることが話題となり、いきなりイングランドの名門と契約を結んだとして注目を集めた。

その中で同メディアは宮市が日本のメッシなる派手なニックネームをつけられていたと紹介している。

「宮市の若い頃のキャリアには日本のメッシ、リョウディーニョといった2つのニックネームがあったが、人々は早まった。現在27歳の宮市はアーセナルで1試合も先発することはなく、ザンクトパウリに移籍した2015年からは2部で多くの時間を過ごしている」

宮市はアーセナルからレンタルで加わったフェイエノールトで結果を残し、その際にもメッシと絡めて称賛されたことがある。しかし残念ながら怪我に苦しめられ、本領発揮となったのは最近のことだ。

期待されたようなキャリアとはなっていないが、まだ27歳と若い。今季前半戦では見事なパフォーマンスを披露しており、ここからリョウディーニョのさらなる爆発に期待したい。