数々のビッグタイトル獲得も

これまでの指導者キャリアで数多くの栄冠を手にしてきたマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督。選手時代も鮮やかなプレイで観衆を魅了してきた同監督だが、引退後もその人気に衰えはない。「世界屈指の名将といえば……」という話題になれば、今や多くのファンがその名を挙げることだろう。

しかし、グアルディオラ監督には自身が世界で1,2を争う指揮官だという自覚はないようだ。英『Sky Sports』に対して、この指揮官は次のように語っている。

「私が世界最高だとは思わないな。人生で一度もそう思ったことはないよ。連続して6つのタイトルを獲得した時も、3冠を達成した時でさえそう感じたことはないんだ。私が今まで勝ち続けてこれたのはビッグクラブで仕事をして、並外れた選手たちに恵まれたからだよ。他の偉大な監督たちは、こういった選手たちと仕事をしていない。私は自分のことを良い監督だとは思うけれど、最高だとは思わない。マンCでないチームで私に仕事をさせてみたら、おそらく勝つことはできないだろうね」

自身が世界屈指の指揮官と呼ばれる理由は、あくまでも共に仕事をする選手あってのこととグアルディオラ監督は語っている。それだけ仕事仲間のことを評価しているということか。少々謙虚すぎる気もするが……。

とはいえ、同監督が多くの世界トップレベルの選手に慕われているのは事実。確かな指導力や戦術眼がなければ、おのずと選手の心は離れていくはずだ。ましてやその技量がなければ、いくら優秀な選手がいようともここまで多くのタイトルを獲得することなどできないだろう。欧州きっての名将であることに疑いの余地はないグアルディオラ監督だが、自己評価は控えめのようだ。