他のベテラン選手とは異なる

昨年6月にオーストラリアのメルボルン・ビクトリーを退団してから、本田圭佑はフリーの立場にあった。カンボジア代表の指揮を執るなど注目度は相変わらず高いままだったが、しばらくの間ピッチから離れることになった。

11月にようやくオランダ・フィテッセに移籍することが決まったが、その1ヶ月後には指揮官が交代したこともあって自身も退団。再びフリーの身となった。

そして1月にボタフォゴ移籍が決まったわけだが、現地のサポーターには少し不安があったかもしれない。ピッチを長く離れている本田が本当の意味で戦力になるのかどうか未知数な部分もあるからだ。

しかし『90min』は、「本田のプロフェッショナルな姿は感銘を与えた」と取り上げている。フリーの時間が長かったベテラン選手がコンディションを維持できていないケースはよくあることだが、本田にはそれがない。フリーの間もしっかりとコンディションを整えていたと評価されているのだ。

「一般的にベテランプレイヤーがプレイをしないまま時を過ごし、新しいクラブに加わる際には少しコンディションを落としていることが予想される。しかし本田はそうではない。日本人はメディカルチェックを受け、ボタフォゴ側は彼の体脂肪率に驚いた」

同メディアはこうした姿勢はチームの若手選手の手本にもなると伝え、さらにピッチ外でも本田がTwitterで積極的にポルトガル語を使用していることも評価している。本田が成功を求めてチームに加わったと確信したのだろう。

ブラジルの独特なプレイスタイルに適応するための時間が必要とも指摘されているが、最初の印象は悪くない。本田が東京五輪本番へどう逆算しているのかも気になるところで、アピールまでの時間が限られていることを考えると早い段階からボタフォゴで結果を残したい。プロフェッショナルに準備を進めていた本田の活躍に期待だ。