振り返る名将との思い出

現在トッテナムを指揮するジョゼ・モウリーニョは、何かと発言が話題を呼ぶ指揮官でもある。時には選手にストレートな評価を与えることもあり、選手によってはショックを受けたこともあるだろう。

仏『RMC Sport』によると、チェルシーでモウリーニョから指導を受けたことがあるDFクルト・ズマも厳しい一言をかけられたことがあるという。もっとも、ズマの場合はストレートにダメ出しされたことでモチベーションが上昇したようで、良い効果があったと振り返っている。

「彼は勝利を愛する人物であり、それを成し遂げるために全ての選択肢を使う。どのゲームだったかは覚えていないが、アウェイで1-3と敗れたことがあった。その翌日、彼は僕をオフィスに呼んだ。そこで大丈夫か?と聞かれたから、はいと答えた。もう1度聞かれたから、もう1度はいと答えた。すると、彼は今週の僕が酷いものだったと言ってきたんだ。そんな感じにダイレクトにね」

「ショックだったけど、すぐにピッチ上でリアクションを起こしたいと思ったよ。傷ついたことを覚えているけど、それでも僕は本当に彼に変われることを見せたかったんだ」

ズマはストーク・シティやエヴァートンへのレンタル移籍を経験し、今季は再びチェルシーでプレイしている。やや伸び悩んだ部分はあるものの、モウリーニョの指導は今でも心に残っているのだろう。

誰もがズマのように奮起できるわけではないが、モウリーニョらしいストレートな評価が選手のモチベーションを向上させるケースもあるようだ。