U-21欧州選手権を制した10年後にW杯制覇

過去にこれほど豪華なアンダー世代のチームがあっただろうか。1996年にU-21欧州選手権を制したイタリア代表が話題を呼んでいる。

英『Squawka』が当時のメンバーを振り返っているのだが、イタリアにはその後ワールドクラスの選手へと成長していく逸材がズラリと顔を揃えている。

最終ラインでは主将を務めたクリスティアン・パヌッチ、ユヴェントスやレアル・マドリードで活躍することになるファビオ・カンナバーロ、ラツィオやミランで活躍したアレッサンドロ・ネスタが揃う。

中盤ではダミアーノ・トンマージ、アレッシオ・タッキナルディといった職人肌の選手が揃い、前線にはローマの王子様フランチェスコ・トッティがいた。さらにベンチには18歳だったGKジャンルイジ・ブッフォンがいるという豪華さだ。

この黄金チームは同大会の準決勝でクロード・マケレレ、まだ19歳だったパトリック・ヴィエラ擁するフランス代表と対戦し、トッティのゴールで1-0と勝利。決勝ではラウール・ゴンザレスやフェルナンド・モリエンテス、イヴァン・デ・ラ・ペーニャ擁するスペインにPK戦の末勝利を収めた。

実は当時のイタリアは、2年前に行われた1994U-21欧州選手権、その前に行われた1992U-21欧州選手権も制している。つまりは怒涛の3連覇だったわけだ。

カンナバーロ、パヌッチは1994年の大会も制しており、この時は他にもGKフランチェスコ・トルド、FWフィリッポ・インザーギ、FWクリスティアン・ヴィエリらが揃っていた。

この世代は10年後に2006ドイツワールドカップを制することになり、理想的な流れで育成された超黄金世代だった。今の若きイタリア代表も十分に豪華だが、当時のタレント力を上回るのは無理があるか。