様々な選手を奪い合ってきたユーヴェとインテル

今季セリエAでブレイクを果たしている2つの若き才能を巡って、今夏の移籍市場で“場外イタリアダービー”が勃発するかもしれない。

近年、セリエAのクラブの中でも特に積極補強を行なってきたユヴェントスとインテル。両クラブ間でターゲットが被ることも多々あり、今季もロメル・ルカク(昨夏にインテルが獲得)やデヤン・クルゼフスキ(今冬にユヴェントスが獲得)などの獲得を争ってきた。そして現在、この2つのクラブが興味を示しているのが、フィオレンティーナMFガエターノ・カストロヴィッリとブレシアMFサンドロ・トナーリだ。伊『calcimercato.com』などが伝えている。

現在23歳のカストロヴィッリは、2017年1月にフィオレンティーナに加入した。2017-18シーズンからクレモネーゼでの2年間の武者修行を経て、今季からフィオレンティーナへ復帰を果たすと、ここまでリーグ戦24試合に出場して3ゴール2アシストの活躍。ボールの運び役としてフィオレンティーナの中盤を支えており、チームが苦しい戦いを強いられている中でも存在感を発揮している選手のひとりだ。今季の活躍が認められ、昨年11月にはイタリア代表デビューも飾っている。

一方の現在19歳のトナーリは、「ネクスト・ピルロ」とも期待されている2000年生まれの天才だ。ブレシアの下部組織出身で、2017年にプロデビューを果たすと、すぐさまチームの主力として活躍し、セリエBでここ2シーズン違いを見せつけてきた。そしてチームがセリエAへ昇格したことで、今季待望のセリエAデビューを飾っており、ここまでリーグ戦23試合に出場して1ゴール5アシストを記録。中盤の底でゲームを組み立てたり、圧倒的なパスセンスでチャンスメイクしたり、最下位に沈むブレシアで孤軍奮闘している。

彼らがビッグクラブへステップアップするのは時間の問題だろうが、カストロヴィッリに関してはフィオレンティーナがクラブへ引き止めるために懸命に動いているとの噂もある。はたして、2つの若き才能をめぐる争奪戦はどのような結末を迎えることとなるのか。