アシスト量産の秘訣は高品質クロスにアリ?

現在はリーグ戦が中断されてしまっているものの、今季ブンデスリーガで注目されているのがハイレベルなアシスト王争いだ。トップを争うはバイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラー(16アシスト)とドルトムントのジェイドン・サンチョ(14アシスト)。この2人が繰り広げるバトルは熾烈を極めており、復活のベテランと新進気鋭のヤングスターが激突しているという意味でもおもしろいレースと言えるだろう。

しかし、この2人の背中に静かに迫る第三勢力の存在も忘れてはいけない。RBライプツィヒに所属する22歳のMFクリストファー・エンクンクだ。ここまで12アシストを記録しミュラーとサンチョを追っている同選手。強豪クラブとはいえ、前所属のパリ・サンジェルマンでそこまで出番を得られなかった彼の爆発はちょっとしたサプライズと言えるか。

そんなエンクンクの興味深いスタッツが明らかとなった。データサイト『WhoScored』によると、今季同選手のクロス成功率は41.1%を記録しているという。これは2019-20シーズンに欧州5大リーグで30本以上クロスを成功させた選手の中でトップというのだから驚きだ。ブンデスで快進撃を披露するライプツィヒにおいて、この男のクロスは確実に相手チームにとって脅威となっている。

サイド、中央どちらを任されても得意のドリブルから確実にチャンスを創出するエンクンク。はたしてこの22歳はその飛び道具を活かして最終的にどこまでそのアシスト数を伸ばしてくるか。ライプツィヒの“クロス職人”が、ブンデスのアシスト王争いに殴り込みをかける。