何があってもベンゼマは1番手

FWカリム・ベンゼマのレアル・マドリード生活は11年目を迎えることになり、銀河系軍団・レアルでこれだけ長く最前線のポジションを守れる選手はほとんどいない。

このキャリアは見事だが、今の状況は理想的とは言えないだろう。ベンゼマにとってのライバルがいないのだ。

昨夏にはフランクフルトからFWルカ・ヨビッチが加入したが、ここまで結果を残すことができていない。昨夏の段階ではヨビッチがベンゼマからポジションを奪うのではないかとまで言われていたのだが、ヨビッチもマリアーノ・ディアスもベンゼマを脅かす存在とはなっていない。

スペイン『MARCA』もこれを問題視しており、ベンゼマに緊張感を持たせる選手がいない。2018年夏まではクリスティアーノ・ロナウドがいたが、ロナウドはライバルというより相棒だ。ベンゼマを脅かす存在ではない。

理想的なライバルだったのは、2013年まで所属していたFWゴンサロ・イグアインだろう。イグアインとベンゼマの競争は激しく、イグアインがベンゼマからポジションを奪った時もあった。

イグアインは2013年にナポリへ移籍したが、レアルはそこからベンゼマのライバルを見つけられないでいる。ベンゼマも32歳となり、ライバルに加えて後継者も欲しい。

今では得点が奪えずとも、最前線はベンゼマで固定されている。これは理想的な状況ではなく、今夏にも一線級のストライカーを獲得すべきだろう。ドルトムントFWアーリング・ハーランドが候補者に挙げられているが、ハーランドのような選手は魅力的だ。

ベンゼマからポジションを奪う選手はいつ現れるのか。今夏の動きには注目が集まる。