アディショナルタイムに2点

7年前の今日にドルトムントが起こした奇跡を、あなたは覚えているだろうか。


2012-2013シーズンのUEFAチャンピオンズリーグでグループステージを突破し、ラウンド16でシャフタールを下したドルトムントは、準々決勝でマラガと対戦。敵地での1stレグをスコアレスドローで終え、2013年4月9日に本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクでの2ndレグに臨んだ。

前半25分にマラガのMFホアキン・サンチェス(現べティス)が華麗なキックフェイントからミドルシュートを決めたほか、同40分にMFマルコ・ロイスからのヒールパスを受けたFWロベルト・レヴァンドフスキ(現.バイエルン・ミュンヘン)が同点ゴールをあげるなど、2ndレグは一進一退の攻防に。後半37分にマラガのDFエリゼウの勝ち越しゴールが決まり、勝敗が決したかに思われたが、ここからドルトムントの怒涛の反撃が始まった。

ネヴェン・スボティッチとフェリペ・サンタナの両センターバックを敵陣ゴール前に上げて制空権を握ったドルトムントは、パワープレイでマラガを圧倒。後半アディショナルタイム1分すぎにロイスがゴール前のこぼれ球を押し込むと、同3分すぎにはレヴァンドフスキのクロスのこぼれ球が途中出場のユリアン・シーバーとサンタナのもとへ。両選手が立て続けに放ったシュートはゴールマウスカバーに入っていたDFアントゥネスのブロックに阻まれるも、こぼれ球をサンタナが押し込み、ドルトムントが逆転に成功した。

このアディショナルタイムの大逆転劇で4強入りを果たしたドルトムントは、準決勝でジョゼ・モウリーニョ率いるレアル・マドリードを撃破(2戦合計:4-3)。決勝でユップ・ハインケス率いるバイエルン・ミュンヘンに敗れたものの、獰猛なハイプレスを基調とした攻撃的サッカーで多くのサッカーフリークを魅了した。新型コロナウイルスの蔓延により世界中のサッカー大会が中断に追い込まれている今、過去の名勝負を振り返ってみてはいかがだろうか。


2012-2013シーズン UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝(2ndレグ)
ドルトムントvsマラガ

会場:ジグナル・イドゥナ・パルク  開催日:2013年4月9日

[メンバー]
ドルトムント:ヴァイデンフェラー、ピシュチェク、サンタナ、スボティッチ、シュメルツァー、S・ベンダー(→N・シャヒン 72)、ギュンドアン(→フンメルス 86)、ロイス、ゲッツェ、ブワシュチコフスキ(→シーバー 72)、レヴァンドフスキ    監督:ユルゲン・クロップ

マラガ:カバジェロ、J・ガメス、S・サンチェス、デミチェリス、アントゥネス、カマーチョ、トゥララン、イスコ、ホアキン(→ポルティージョ 87)、ドゥダ(→エリゼウ 74)、J・バチスタ(→サンタ・クルス 83) 監督:マヌエル・ペジェグリーニ 


[スコア]
ドルトムント 3-2(2戦合計:3-2) マラガ

[得点者]
ドルトムント:レヴァンドフスキ(40)、ロイス(90+1)、サンタナ(90+3)

マラガ:ホアキン(25)、エリゼウ(82)