昨夏のフェリックスに続き

昨夏アトレティコ・マドリードはベンフィカから当時19歳だったポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを確保したが、まだ未来ある若手のチェックは熱心に行なっているようだ。次の移籍市場でさらにティーンエイジャーをチームに加える可能性があるという。

アトレティコが新たに狙う若き逸材。スペイン『as』によると、それはU-20アルゼンチン代表MFチアゴ・アルマダだ。4月に19歳を迎えたばかりの選手で、日本代表MF久保建英と同世代だ。現在は母国のベレス・サルスフィエルドでプレイしており、今季は公式戦25試合に出場し5ゴール2アシストを記録している。開幕当初はベンチスタートも多かったが、リーグ中断前にはまだ10代ながら定位置を確保。主にトップ下でゲームを動かす役割を任されている。

プレイスタイルの特徴としては身長が171cmとそこまで高くないこともあり、よく母国の先輩である元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスに喩えられることもあるアルマダ。しかし、強靭な体幹を活かして突き進むタイプというより、彼はしなやかなテクニックで相手をかわすドリブルが売り。テベスよりもスペイン向きな選手と言えるだろう。最近ではゴールへの嗅覚にも磨きがかかっている。

そんなアルマダの獲得にアトレティコが要する移籍金は、現時点で2200万ユーロ(約25億6000万円)程度と見込まれている。決して高くはないが安くもない。8月31日以降にはその金額が2500万ユーロに上昇するとも言われており、少しでも安く確保したいのであればアトレティコは今夏のうちに確保しておくべきか。移籍市場の今後の動きはまだわからないが、勝負は早めに仕掛けたいところだ。

アトレティコが目をつける“アルゼンチンの宝石”。はたして来季、アルマダは名将ディエゴ・シメオネ監督の下でプレイすることとなるのだろうか。すぐに輝くことは難しいかもしれないが、磨けば光る逸材であることは間違いない。