フランクフルト時代とは別人の姿に

2番手どころか、カリム・ベンゼマを脅かす存在になるのではないか。昨夏レアル・マドリードに加入したFWルカ・ヨビッチにはそんな期待もかけられていた。

昨季はフランクフルトでシーズン27得点を記録していたこともあり、得点力ではベンゼマをも上回ると考えられていたからだ。

ところが、シーズンが始まってみると期待は裏切られた。指揮官ジネディーヌ・ジダンには2番手としても信頼されず、構想外だったはずのFWマリアーノ・ディアスにスポットが当たる機会まで出てきた。

ヨビッチの補強は失敗とも捉えられるが、条件が厳しかったのも事実だろう。スペイン『MARCA』は、ジダンがヨビッチに与えるプレイタイムが少ない点に触れている。

特にヨビッチがベンチスタートとなった時、平均的に10分間しか出番が与えられていない。まずは途中出場から結果を出さなければならないが、これはなかなかに難しいミッションと言えよう。

結果的に今季のヨビッチはリーグ戦15試合に出場して2得点1アシストを決めたのみ。満足できる結果とは言えず、想像以上に苦いスタートとなってしまった。

果たしてここからヨビッチは復活できるのか。昨季示した能力は本物のはずで、来季以降に何とか結果を出したいところだ。