流れを引き寄せることができるか

来季レアル・マドリードで輝くとされていたヤングスターだが、どうやら21歳はイタリアに新天地を求めるようだ。今季でドルトムントとのレンタル契約が満了を迎えるDFアクラフ・ハキミのことである。

レアルに復帰となれば、現在右サイドバックのレギュラーを務めるダニエル・カルバハルと熱いポジション争いを繰り広げると予想されていたハキミ。近年出場過多が目立つカルバハルを休ませるためにも、彼は今後のレアルにとって貴重な存在だったはず。しかし、ここきにて急転直下のインテル行き浮上。実現すれば、ファンとしては少し残念なニュースとなることは間違いない。

だが、そんなハキミのインテル移籍を嬉しく思うであろう人物もいる。その人物とは、今冬バイエルン・ミュンヘンにシーズン終了まで期限付き移籍したアルバロ・オドリオソラだ。ハキミがレアルにレンタルバックしてくれば、ポジションが被るために放出候補とも言われていた同選手。それだけに、ハキミのインテル行きは彼にとって朗報だと言える。

スペイン『MARCA』もハキミがレアルに帰ってこなければ、ジネディーヌ・ジダン監督はオドリオソラを右サイドバックのバックアッパーに据えるだろうとの考えだ。レンタル先のバイエルンではなかなか出場機会を得られなかったが、他の選手を連れてくるよりも安心できて移籍金もかからない。同メディアはこの好機をオドリオソラは活かしすべしと主張し、24歳に奮起を促している。

若きライバルの移籍で再び目の前にチャンスが転がり込んでこようとしているオドリオソラ。ここまでは期待されながらもなかなか結果を残せなかったが、ついにこの24歳はレアルで絶大な存在感を示すことができるか。ハキミがいなくても自分で十分。来季オドリオソラがそんなパフォーマンスを披露してくれることに期待したいところだ。