新年度からの学校の再開に向けて、24日、文部科学省がガイドラインを示しました。東海地方の学校もガイドラインに沿って新年度の再開に向けた準備を進めていくことになります。

 ガイドラインには、10項目のチェックリストが付いていて、内容をいくつか抜粋すると、次の様なことが書かれています。

 まず「毎朝の検温」。これは児童生徒だけでなく、教職員も対象です。

 登校前に検温するなど、風邪の症状がないか、家庭と連携してチェックするようにとしています。

 またガイドラインには、もし発熱や風邪の症状がみられる場合は、自宅での休養を徹底するようにと書かれています。

 さらに、登校前にできなかった児童・生徒は保健室で検温してチェック漏れがないように、ともあります。

 続いて「3つの条件が同時に重なる場所を避ける」。

 換気の悪い密閉空間、人の密集、近距離での会話や発声。この3つの条件が重なると、「クラスター」と呼ばれる感染集団が発生するリスクが高くなるとされています。

 教室をクラスターの発生源にしないために、換気やマスクの着用をしっかりするよう呼び掛けています。

 さらに「入学式・部活動の工夫」。

 卒業式の時のような感染予防のための措置が求められていて、24日、名古屋市教育委員会が市立の学校に出した通知に具体的な入学式の対策例が示されています。

 1か所に密集しないために例えばテレビを使って各教室で行う。時間短縮のため校長の式辞を短くする。歌う曲の数を減らす。出席者を新入生と保護者に限定するといったことです。

 もう1つ「給食での感染防止」。

 基本中の基本ですが、給食当番だけでなく全員が食事前の手洗いをしっかりするようにということ。加えて、飛沫を飛ばさないために机を向かい合わせにしない、会話を控えるといった対応が考えられるとしています。

 仮に、子供達の感染が判明した場合は、本人が感染者となった場合はもちろん、例えば同居する家族の感染が確認されるなど濃厚接触者となった場合も出席停止となります。

 接触者の人数や、その地域における感染の拡大状況などを考慮して、その児童生徒の出席停止、学級閉鎖、臨時休校などを判断することとなります。