大手塗料メーカーの製品情報を転職先のライバル会社に漏らした罪に問われていた男に、執行猶予付きの有罪判決です。

「日本ペイント」子会社の元部長・橘佳樹被告(66)は、2種類の塗料の機密情報を転職先で名古屋のライバル会社「菊水化学工業」に漏らした、不正競争防止法違反の罪に問われていました。

 これまでの裁判で、橘被告は起訴内容を否認し無罪を主張する一方、検察側は懲役4年を求刑していました。

 27日の裁判で名古屋地裁は「漏らした情報は営業秘密にあたり職務上の地位や知見を悪用した私欲的な行為」と指摘。橘被告に懲役2年6カ月、執行猶予3年、罰金120万円の有罪判決を言い渡しました。

 弁護側は控訴する方針です。