「愛無き時代に愛を」などと書かれた不審な箱を名古屋駅のホームに置いたとして逮捕された男が、闇バイトに応募して犯行に及んだ可能性があることがわかりました。  住所不定・無職の高橋祐希容疑者(27)は去年7月、JR名古屋駅のホームに「愛無き時代に愛を 市民を巻き込みたくないなら300万を払う責務があるナリ」などと書かれた不審な箱を置いて、JR職員の業務を妨害した疑いで17日朝、送検されました。  その後の捜査関係者への取材で、スマホの解析などから、高橋容疑者がいわゆる「闇バイト」の報酬目的で犯行に及んだ可能性があることがわかりました。 「愛無き時代に愛を」などの文言は、全国で相次ぐ実在する弁護士への嫌がらせ目的のものとみられ、愛知県内では今回の犯行の日から3日間で、同様の不審な箱が名古屋市役所など少なくとも8カ所で見つかっていました。