名人のタイトル初防衛を目指す藤井聡太八冠は19日、名人戦の第4局で豊島将之九段に敗れ、シリーズ3勝1敗となりました。  大分県別府市で行われた名人戦七番勝負の第4局は、藤井聡太八冠が同じ愛知出身の豊島将之九段の挑戦を受け、ここまでシリーズ3連勝と初防衛に王手をかけて迎えました。  第4局は先手の豊島九段が周到な作戦でリードし、藤井八冠の終盤の猛攻も冷静にかわして95手で勝ち、シリーズ初勝利を挙げました。 豊島九段: 「内容は精査してみないと分からないんですけど、5局目につながったのでそこはよかったかなと思います」 藤井八冠: 「すぐにあるので、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」  名人戦はこれで藤井八冠の3勝1敗、第5局は5月26日と27日、北海道紋別市で行われます。